デスクロス四天王
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/08 02:25 UTC 版)
「大空魔竜ガイキング」の記事における「デスクロス四天王」の解説
ダリウスが作った直属のロボット幹部で、ガイキングと同程度の巨大な身長を持つ。普段は自ら戦うことはせず、各自の専用グロテクターから作戦指揮を行う。グロテクター四機が突き合わせた前部座席に着座して合議を行い、評決は多数決に従うルールがある。ダリウス同様、喜怒哀楽等の感情はあるものの、恋愛感情や肉親を失った悲しみ等は理解できない。同時にダリウスへの反抗心や他の四天王への反感という感情も持ち合わせていないため、最後まで仲違いすることもなかった。共通して作戦の詰めが甘く、人心への配慮を欠くため、幾度も配下の命令無視を引き起こし、大空魔竜やガイキングを仕留める機会を失っている。 全宇宙支配が最終目的であり、四天王各人には目的達成時の王号が前もってダリウスから与えられている。 第24話で祝杯を揚げるシーンがあり、ロボットでありながら味覚が存在する。 最終回で暗黒怪獣や軍団が全滅し、決戦のため大空魔竜の前に初めて姿を現した。しかし大文字博士やサンシローからは「手下」、ヤマガタケからは「ノータリン」呼ばわりされてしまう。 決戦では大空魔竜に対して一斉に白刃突撃を敢行し、各自が目から出すビーム(電磁波)の十字砲火により大空魔竜を操縦不能に陥れるが、ガイキングの不意打ちで一角を崩され、そのまま各個撃破されて全滅する。 デスモント将軍(東の王) 声 - 柴田秀勝 大きな耳が特徴で黒い頭巾を被っている。四天王中最も冷静で激昂したことがないため、まとめ役となることが多い。ダンケルと同じく、陣頭指揮はほとんどしない。第44話で大空魔竜に踏み潰されて破壊される。 アシモフ将軍(西の王) 声 - 加藤修 常に昆虫の様な緑色のマスクを被っており、彼だけが角が無く鞭を持っている等、異色の存在。14話で大空魔竜乗組員を捕虜にした時、四天王として初めて顔を合わせたが、このときの身長は10メートル程度であった。キラーに次いで陣頭指揮回数が多い。第44話でガイキングのダブルガイザーによって最初に破壊された際スキンヘッドであることが明かされる。 ダンケル博士(南の王) 声 - 徳丸完 端正な顔立ちの四天王唯一の科学者。肩書きは博士だが服装は他の四天王同様の鎧装束。暗黒怪獣の設計製作や兵器開発を担当。普段は冷静だが、味方のミスで作戦が失敗すると激昂する一面がある。キラーからも一目置かれ敬語で呼ばれている。四天王最後の一人としてガイキングに剣で立ち向かったが、ダブルクロスで頭部を破壊されて爆発した。 キラー将軍(北の王) 声 - 井上真樹夫(1 - 5話) / 山田俊司(6 - 最終話) やや肥満気味で猪武者のような形相だが最も表情が豊か。粗暴で好戦的だが策略も用い、慎重論を唱える場面もある。先手必勝を好み、陣頭指揮を取る回数は最も多い。部下を平気で殺す等の非道な面も持ち合わせる。第44話で全兵力を失うと今までの威勢は消え失せ、逃げ惑う中、ガイキングのハイドロブレイザーで破壊された。
※この「デスクロス四天王」の解説は、「大空魔竜ガイキング」の解説の一部です。
「デスクロス四天王」を含む「大空魔竜ガイキング」の記事については、「大空魔竜ガイキング」の概要を参照ください。
- デスクロス四天王のページへのリンク