デシジョンテーブル
【英】decision table
デシジョンテーブルとは、ある問題について、考えられる条件と行動を表にまとめたものである。決定表ともいう。
デシジョンテーブルは、考えらる条件をすべて列記することで、問題発生時に漏れなく行動できるというメリットがある。
デシジョンテーブルでは、条件を満たす場合は「Y」、満たさない場合は「N」を記す。また、行動については、行動する場合には「X」、行動しない場合には「-」を記す。
例えば、賞与の支払い額をデシジョンテーブルで考えると、条件には「5年未満勤務」や「管理職」といった項目が想定できる。また、発生する行動としては「賞与10万円」や「賞与30万円」、「賞与50万円」といった項目を挙げることができる。
上図の場合、5年未満勤務の社員の場合、管理職であれば10万円の賞与を支給し、そうでなければ賞与は支給されない。また、5年以上勤務の社員の場合、管理職であれば50万円、そうでなければ30万円の賞与がそれぞれ支給される。
決定表
(デシジョンテーブル から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/26 10:11 UTC 版)
決定表(けっていひょう 英: decision table)は条件と条件にともなう動作を表にした視覚表現である。JISでもJIS X 0125:1986 決定表として規格化している。[1]
- ^ http://kikakurui.com/x0/X0125-1986-01.html
- ^ 「平成26年秋期問46 決定表を説明したものはどれか」『基本情報技術者試験ドットコム』。2018年4月11日閲覧。
- 1 決定表とは
- 2 決定表の概要
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