デザインなど
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/21 22:55 UTC 版)
デザインは山下いくとの手によるが、デザインモチーフは1968年の東宝怪獣映画『怪獣総進撃』に登場する宇宙船「ムーンライトSY-3」に『さらば宇宙戦艦ヤマト』に出てくる宇宙戦艦「アンドロメダ」を加えてある(艦首にある2基の開口部は拡散波動砲をモチーフとしたデザインになっている)。カラーリングは『マイティジャック』の万能戦艦マイティ号をイメージしている。なお山下いくとの当初デザインでは前進翼になっていたが「ムーンライトSY-3」は後退翼であり、総監督庵野秀明の趣味としてデザイン決定された(さらに遡ると、ムーンライトSY-3はサンダーバード1号をモデルにしている)。更にリボルバー式の小型艇射出機構は、特撮映画『惑星大戦争』の宇宙戦艦轟天号のオマージュである。 『ナディア』36話後半はジャンたちがエレベーターに乗り込む場面から艦橋内の会話、空中戦艦の来襲、補助エンジン始動、偽装外壁剥離、主砲発射などほとんどの場面が『宇宙戦艦ヤマト』第2話と同じカット割りで構成されており、艦長の指示のセリフも同じである。主砲発射音も庵野のこだわりにより、ヤマトの効果担当から音源を借りてきて使用している。 エクセリオンという名前は『トップをねらえ!』のヱクセリヲンと共通している。同作の「科学講座」によれば、(そちらの)ヱクセリヲンの属する第4世代の超光速大型宇宙船はエーテル流体力学によるデザインと大型バニシングモーターを装備したものとされる。 第38回では日本語のラベル(「第二バリヤー回路」「星間物質」など)が表示された計器を見ることができる。
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