テーレパッサ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/05/08 07:22 UTC 版)
テーレパッサ(古希: Τηλέφασσα, Tēlephassa)は、ギリシア神話の女性である。長母音を省略してテレパッサとも表記される。フェニキア王アゲーノールの妻で、カドモス、キリクス、ポイニクス、エウローペーの母。またポセイドーンとの間にタソスを生んだといわれる。娘のエウローペーがゼウスにさらわれたとき、アゲノールは息子たちにエウローペーの捜索を命じたが、テーレパッサもカドモスに同行してトラーキアに渡り[1]、その地で世を去った。カドモスはテーレパッサを葬ったのち、ギリシアに渡り[2]、テーバイを創建した。
|
- 1 テーレパッサとは
- 2 テーレパッサの概要
固有名詞の分類
- テーレパッサのページへのリンク