テーラードブランク
板厚、材質、強度、表面処理、成形性などが違う鋼板(鋼板以外でもいい)をレーザー溶接やシーム溶接で2つ以上接合して1つのブランク材にし、一度にプレス加工すること。軽量化、最適化、コスト低減が狙い。ドアインナーパネルはヒンジ部のみ板を厚くしたりサイドフレームの曲がり部のみ板を厚くしたりする採用例が多い。キャブサイドインナーはヒンジピラー、A、B、Cピラー、ルーフレール、クォーターパネル、サイドシルで構成され、それぞれの部位の適した板厚、材質、強度、表面処理、成形性などで異なる。テーラードブランクでは各部位をきめ細かい最適な仕様にできる。
テーラードブランク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/18 06:04 UTC 版)
テーラードブランク(英: Tailored blank)は、半仕上げ部品であり、通常、異なる合金、厚さ、コーティング、材料特性を持つシートから作られる。これらの材料は接合後、深絞り加工やプレス加工が施される。意味としては「仕立てられた(テーラード)被加工材(ブランク)」である。
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