タンプスボン【タンプスボン】(観賞樹)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第4704号 |
登録年月日 | 1995年 8月 22日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | タンプスボン よみ:タンプスボン | |
品種登録の有効期限 | 18 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 京成バラ園芸株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都墨田区押上1丁目12番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ハンスユーゲンエバース | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「タンゼルボン」の枝変わりであり,花房の形は単花咲,花色が黄白で弁先がピンクで半剣弁,整形咲,微香の中輪花となる切花向きの品種である。 樹形は直立性,株立は普通,樹高は中である。開花枝の太さは中,新梢の色は赤紫,開花後の枝の色は濃緑である。とげの曲性は下向き,形は下部えぐれ形,長さは中,基部の幅は普通,色は青銅,数は幹の部分は中,花枝の基部は多,花枝の中央部は中,花首はほとんど無である。小葉の数は7枚,本葉の長さ及び幅は普通である。展開直後の若葉の色は赤紫,光沢は有,成熟葉の色は濃緑,光沢は半光沢,葉肉の厚さ及び硬さは普通である。花房の形は単花咲,蕾の形はつぼ形である。花形は整形咲,花の大きさは中輪,高さは中位,花弁表側及び裏側の色は黄白(JHS カラーチャート1901)で弁先がピンク(同0103)である。花弁の光沢は普通,花色の移行性は難,花弁の形は半剣弁,花弁一枚の形は狭楕円形先端尖形,花弁の厚さ及び硬さは普通,数は40~59枚である。花の香りは微香,開花時期は普通である。 「タンゼルボン」と比較して,花弁表側及び裏側の色が黄白で弁先がピンクであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,育成者の温室(ドイツ連邦共和国)において,1987年に「タンゼルボン」の枝変わりを発見し,更にこれを増殖して試作し,諸特性が安定していることを確認して1991年に育成を完了したものである。 |
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