タスメリア国の王侯貴族など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/14 02:20 UTC 版)
「公爵令嬢の嗜み」の記事における「タスメリア国の王侯貴族など」の解説
アイーリャ・フォン・タスメリア 王太后。メルリスと仲が良く、自身が滞在する王宮の離宮を訪ねさせている。自身が王女であり、当時世継ぎの王子が居なかったため、ある公爵家から婿を取って王とし、王統を繋いでいる。そのような経緯から、王の共同統治者として見做されており、夫である先代の王が薨去し、王位を息子に譲った後も絶大な権力を有している。アイリスを酷く気に入っているが、それは彼女の若き日の誓いに端を発している。 アルフレッド・タスメリア 第一王子。現国王の正室シャリアの第一子で、実母が亡くなった後に留学したとされている。ゲーム内では登場しなかった人物である。メルリス曰く、ルイに雰囲気が似ているらしい。同母妹にレティシアがいる。 エドワード・トーン・タスメリア 第二王子。ゲーム内では俺様属性として主人公の攻略対象の一人だった。現国王の側室エルリアの子で、アルフレッドの異母弟。アイリスと婚約していたが解消している。ユーリと恋に落ちて夢中になり、ユーリの言いなりとなっていた。やがてユーリと新たに婚約を結んでいる。アルフレッド曰くユーリと付き合う前は傲慢な態度が少しありつつも、視野狭窄の傾向や言いなりになる様子はなかったという。 レティシア・タスメリア 王女。ゲーム内では登場していない人物。公式には病弱で王宮の奥で療養しているとされている。シャリアの第二子でアルフレッドの同母妹。容姿はシャリアと似ているらしい。 タスメリア国王 アルフレッド、エドワード、レティシアの父親。寵愛していた正室のシャリアが逝去した後に心を病み、政務を疎かにしている。後に身体も病んで倒れてしまい国の混乱に拍車を掛ける。 シャリア 現国王の正室。長男のアルフレッドと長女のレティシアを出産した後に逝去した。生前は王の寵愛を一身に受け、エルリア妃の反感を買っていた。実家は伯爵家。 エルリア・マリエラ 現国王の側室。第二王妃の立場を得て国王に取り入ろうとするるも、国王が正室のシャリアしか見ず、自分を見ない事に自尊心を傷つけられている。エドワードを産むことで実家であるマリエラ侯爵家の勢力が増している。エドワードと懇意になっているユーリに自尊心をくすぐられてユーリを寵愛し、アイリスを目の敵にしている。 ユーリ・ノイヤー 男爵令嬢。ゲーム内では主人公でプレイヤーキャラクターだった。エドワードとアイリスが婚約していたにも関わらず、エドワードに近づいたためアイリス以外の学園生である貴族令嬢からも嫌がらせを受けたが、エドワードの心を射止めた。調査を行ったルイによれば謎の多い人物で、ノイヤー男爵家のメイドが当主と一時結ばれた末に生まれた庶子であったという。後にエドワードと正式に婚約を結ぶ。 貴族・王族の義務と言って買い物による消費の向上や炊き出しを行うことを語るが、顧客や施すことが可能な人々の絶対数が少ないことを無視しており、実際には資産の浪費にしかなっていない。また、公的な場で身分や礼儀を弁えない行動も多い。
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