タイム‐パラドックス【time paradox】
タイムパラドックス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/11/18 03:59 UTC 版)
「タイムパトロール」の記事における「タイムパラドックス」の解説
親殺しなどのタイムパラドックスを引き起こしかねない事象。時間の流れを乱す犯罪とされる場合がある。
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タイムパラドックス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/07 14:49 UTC 版)
「タイムトラベル」の記事における「タイムパラドックス」の解説
「タイムパラドックス」はこの項目へ転送されています。競走馬については「タイムパラドックス (競走馬)」をご覧ください。 タイムパラドックス(Time Paradox / 時間の逆説)は、タイムトラベルに伴う矛盾や変化のことであり、物語のテーマとしてしばしば扱われる。具体的には、タイムトラベルした過去で現代(相対的未来)に存在する事象を改変した場合、その事象における過去と現代の存在や状況、因果関係の不一致という逆説が生じることに着目したものである。 SF作品の中においてタイムパラドックスは、歴史に関わる重大な出来事や危機、思考実験として頻繁に題材とされている。タイムパラドックスによる危機やその回避のサスペンス性、展開の意外性による面白さが時間を題材とするSFで多用される理由で、作品の醍醐味ともなっている。 タイムパラドックスの最も有名な例に、親殺しのパラドックスと呼ばれるものがある。過去へ遡ったタイムトラベル者が自分の誕生前の両親を殺害した場合どのような効果が発生するかという問題である。以下の3つに場合分けできる。 どう画策しても殺すことはできない(矛盾が生じない)。 両親は自分を生む前に死亡するので自分も消滅する。そうすると自分が過去へ遡ることもなくなり両親が死ぬこともなくなる。矛盾である。 両親が死んで自分が生まれない世界が、自分が生まれてやってきた未来世界から分岐する(パラレルワールド)。両親が無事だった過去(そもそも時間移動すらしなかった世界)には何の影響もないので、これは矛盾とは言わない。 矛盾が生じない場合でも、過去の改変が未来に与える影響を扱った作品も多い。これには些細な過去の改変がバタフライ効果のように連鎖しながら拡大波及し、未来の方向性を大きく変更してしまうとする立場と、些細な改変は一時的なゆらぎに過ぎず、その後は収束し未来の方向性に大きな影響を与えないとする立場がある。SF作家のポール・アンダースンは、歴史に大きく関わる人物の暗殺や史実の妨害など、未来社会に重大な影響を与える歴史の改変を防ぐための組織のアイデアを、オムニバス長編『タイムパトロール』(Gurdians of Time、1960年)で発表した。またこの小説では「歴史が改変可能であるならば、何をもって正しい歴史とするか」という疑問も提示されている。この疑問はあくまでフィクション作品上で発生するものであり、過去へのタイムトラベルがありえない現実の歴史では存在し得ない。
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タイムパラドックス(Time Paradox)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 23:54 UTC 版)
「マーベル・シネマティック・ユニバースの設定・用語一覧」の記事における「タイムパラドックス(Time Paradox)」の解説
ブルース・バナー/ハルクは、タイムトラベルを題材とする有名な映画各種のように、例えばトラベルした過去でサノスを殺害したとしても、2023年のデシメーションの影響で混乱した世界が元通りにはなることは無いと説明した。これは何か事件のあった「A」という未来からタイムトラベルで過去に介入し、「A」の過去を改変して事件を無くしたとしても、改変された時点でその過去世界は事件が無かった「B」という未来につながる平行世界が生まれるだけとなってしまい、事件があった未来の「A」には影響を及ぼさない、というものである。
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タイムパラドックス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 04:23 UTC 版)
「ドラえもん最終話同人誌問題」の記事における「タイムパラドックス」の解説
ドラえもんの製作者が明かされていなかったのは、開発者がのび太自身のため、そしてタイムパラドックスを引き起こさないためであった。「のび太が努力したから、ドラえもんが生まれた」「ドラえもんが生まれたから、のび太が努力した」という、「鶏と卵」の関係にある相反するパラドックスが存在している。
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タイムパラドックス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/19 07:22 UTC 版)
ターディスはタイムマシンのため、当然タイムパラドックスも生じる可能性がある。同一人物が同じ時に同じ空間に本来存在してはいけないため、違う時代の自分自身と関わるとバクテリア的存在であるリーパーが出現し、時空間の傷を消毒するために全てを消し去ろうとしてしまう。以前はタイムロードが制止していたため安全だったが、タイムロード亡き今は非常に危険であり、リーパーが現れるとドクターですら対処しようがない。ターディスで移動してきた自分自身に見られるだけでも非常に危険な行為で、過去の自分に直接触れることでもあれば、リーパーはさらに力を増して襲ってくる。 また、タイムパラドックス発生時にはターディスが普通のポリスボックスになってしまうなどの現象も起きる。このタイムパラドックスを修正するには、ターディスを鍵で呼び出し時を修正するか、変えてしまった出来事を元通り修正するしかない。ターディスを呼び出した場合には、改変した出来事は変わったまま存在する。なお、前述の通りターディスをパラドックスマシンに改造することによってリーパーの出現を抑えての歴史改変が可能となる。 ただしシリーズ7「マンハッタン占領」ではエイミー・ポンドとローリー・ウィリアムズパラドックスを起こして嘆きの天使から脱出するという展開があり、この際リーパーはなぜか出現していない。 タイムロードについては過去の自分自身と出会ってもリーパーが出現するような事態には至らない。しかし危険な状態ではあるため、過去の自分が未来の自分と出会った場合、より未来に位置する自分だけ記憶が残る。ただし、ターディス内の出来事であれば過去の自分自身の記憶も残る。また、過去の自分自身と触れるとリーパーが登場する場合がある。 10代目ドクター曰く時間は「グラグラしたフニャフニャしたもの」(Wibbly Wobbly Timey Wimey)であり、様々な出来事が互いに影響しあっているという。なので時間の改変を行っても、未来への大きな影響は行われない。
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タイムパラドックスと同じ種類の言葉
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