ジアティス帝国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/05/19 12:01 UTC 版)
ジアティス(市)は帝国の首都であり、かつミスタラで最大の都市である。ブラン大陸の南東岸にあり、運河(「ワーニャの腰帯」)のほとり、南の恐怖海と東の払暁海への交易路の中間に位置している。 概念的には、ジアティスは歴史上のローマ帝国における様々な異なる要素の混成体である。これは古典的ローマ帝国のように皇帝と帝国元老院によって統治されているが、神聖ローマ帝国同様に、封建貴族階級にも選挙権が付与されている。皇帝自体はビザンチン帝国のそれと類似している(首都が重要な海峡に位置していることと同様に)。Dawn of the Emperorsで解説された帝国の官僚制は、少なくとも名称については明らかに大英帝国のそれから発想を得ている。例えば、ジアティス国軍の部隊の1つは「レテビウス空中兵団」(RAF)であり、飛行動物(ペガサス、ヒポグリフ、グリフォン、スフィンクス、ロック、ドラゴン)に騎乗した騎兵で構成されている。 カラメイコスはジアティス人の貴族に統治されているが領土には含まれず、帝国領は払暁島の西半分、オカリア島、真珠諸島、ダヴァニア南方大陸のジアティアン・ヒンターランド、それらに加えてブラン大陸の帝国本土領(これは帝国の領土の中では地理学的面積は狭いが、最も人口稠密かつ開発されている)である。帝国領の陸上面積の総計はおよそ800,000平方マイル (2,100,000 km2)である。その国家の地形から、ジアティスは制海権を最も握りやすい存在であると言われる。 その長い歴史の中で、ジアティスはトララダラ(現在はカラメイコスとなった)、アーレンディの諸島、イラルアムの南半分、ノルウォルドのオーシャンセンドの街などを含む他国を支配していた。ジアティス人入植者はサベージ・コーストの一部、更にはヘルダン自由領(ジアティスの血をひくイモータルのワーニャを敬う神聖な教団に統治されている)にも入植した。 ジアティスはアルファティア帝国とは歴史的対立関係にあり、2大国は彼らの能力と注意力の多くを互いに向けあっている。公式展開の開始時点(ジアティス歴でAC1000年、つまりジアティスの最初の皇帝が戴冠した1000年後)で、彼らは冷戦と似た闘争状態でにらみ合っており、彼らの領土紛争を背景として扱ったいくつかの高レベル向けモジュール(特にCM1、M1、M2、M5)が出版された。
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