コンテナを輸送するもの
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/10 07:48 UTC 版)
コキ5500形コンテナ車(登場時は初代チキ5500形) 2個の海上コンテナを積載したフラットカー(アメリカ) 日本のコンテナ車も元々は長物車に分類されていたが、1966年(昭和41年)にコンテナ車を制定した際にはコンテナ車に分類されている。一方、私有貨車である生石灰積コンテナ専用のチキ80000形とMDI積コンテナ専用のJR貨物チキ1000形は形態上はコンテナ車であるが、私有貨車の運賃制度においてコンテナ車の扱いになると割高になり、国鉄・JR貨物がコンテナ車の私有を認められなかったため、車籍編入の条件として特定コンテナを専用とする長物車に分類されている。他にもチキ5000形(2代)は海上コンテナと長尺物を輸送する兼用車として製作されたため、長物車に分類されたほか、スライドバンボディシステムによるコンテナ積載方式を採用したチキ100・900形は実質的にはコンテナ車であるが、積荷がトラックのバンボディであり、コンテナ車でも車運車でもない独特の貨車であるため、長物車に分類されている。
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