ケネス陣営
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/20 15:06 UTC 版)
アーサー・マッコイ ケネスの大統領選挙対策本部長。ニューヨーク出身で黒人。 ベトナム戦争の頃はアメリカ陸軍の衛生兵として、ヘリコプターを用いての負傷兵の治療・後送(通称ダスト・オフ)に当たっていたところを、瀕死の重傷を負ったケネスと出会う。そしてケネスからヘリの騒音でハッキリとは聞こえなかったものの、富子への伝言らしきものを耳にした。終戦後はベトナム帰還兵におちぶれ、職を転々としながらヤケ酒を煽った挙句、妻子に逃げられる始末だったが、弁護士として活躍していたケネスと再会し、政界入りするケネスの夢に付き合うようになる。ケネスの上院議員選挙の初めての立候補でニューヨーク市長への挨拶回りしている頃からケネスの側近となり、ケネスの右腕として活躍する。 ジョージ・タクト 全米一の選挙コンサルタント。 選挙においてケネスの有力な人物となる。元々は共和党専門の選挙コンサルタントだったが、ケネスとノアの教育政策をめぐる討論を見て、ケネスの当選を確信して陣営に入る。ケネスの大統領選のキャッチコピー「21世紀への移民」や対立候補のネガティブキャンペーンを考案した。政権内部の演説原稿を発表前に一言一句まで入手するほどの情報ルートを持つ。政治家の政策や信念に興味を持たない純粋な選挙コンサルタントだが、ケネスの政策や手腕を目の当たりにして、「ケネスの底力はすごい」「奴が俺の商売敵でなくてよかった」とアーサー達とは違った方向から賞賛した。 彼自身は政治家ではないものの、アメリカの政策やアメリカが抱える人種差別問題といった数々の問題点には詳しい。 ジョン ケネスの大統領選挙対策本部スタッフ。スケジュール管理を担当。 予備選序盤では昼食会のダブルブッキングという失態を犯すが、それ以降は順調に仕事を進めている。ニューヨーク州予備選でケネスが初の得票率トップに輝いた時は、パーティーの席で出席者一同を前に発表した。 サラ ケネスの大統領選挙対策本部スタッフ。黒人女性。 コーディネーターを務めており、彼女曰く「ケネスにどんな服が合うか、パトリシアより詳しい」とのこと。ケネスや鷹志に対して1人の男性として好意を抱いているが、当の2人がそれぞれ意中の女性がいるので傍観者止まり。ただし、鷹志とレイチェルの恋については背中を押す言動をした。 ロベルト・デュラン ケネスの大統領選挙対策本部スタッフ。1958年6月12日生まれ。カナダのケベック出身。 大統領選挙においては情報調査を担当しており、対立候補ゴールドブラムのスキャンダル疑惑や、ユーイング総労組におけるコズリョフとザマルの対立について調べ上げた。 カナダ陸軍に在籍経験があり、特殊部隊に所属していた。退役後は信用調査会社やファースト・アメリカン・バンク調査部での勤務を経て、ケネスの大統領選挙事務所に入所した。
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