グランド・エスクードとは？ わかりやすく解説

エスクードの7人乗りモデル、2000年12月デビュー。

既存のエスクード5ドア車のホイールベースを320mm延長して2800mmとし、全長も485mm延ばして4575㎜としたクロスカントリーワゴン。3列シートを備え、定員7名を実現。2列目、3列目シートのためのリヤドアを新設計、開口部は通常タイプより200mm広い。2列目シートには90mmのスライド機構を採用。このシートは6：4(左：右)分割可倒式で、3列目シート(左右5：5分割)は前倒し可能。

エンジンはV6・2.7L・DOHCで、駆動方式は4WD、ミッションは4速AT。トランスファーは2H、4H、4Lのポジションをもつ。走行中でも2WDと4WDの切り替えができるドライブセレクト4×4機構を採用。1グレードだけの販売。

2002年11月、内装の質感を高め、使い勝手向上のための改良を実施した。インスツルメントパネルのデザイン変更と木目調塗装、車体色に合わせた2種類の内装色の設定など。オーバーヘッドコンソールボックス、スライド式アームレスト一体型センターコンソールボックスなどの採用もあった。2003年6月、フロント部をリメイク、イメージ一新。同時に燃費改善、超一低排出ガス認定も取得。