グラス‐コックピット【glass cockpit】
【グラスコックピット】(ぐらすこっくぴっと)
Glass cockpit.
計器類に、旧来の時計型をしたアナログメーターを用いず、いくつかのCRT(ブラウン管)及びLCD(液晶)ディスプレイ(MFD)を使ったもの。
画面を切り替えることにより、より少ないスペースで多くの情報を伝達することができるため、コックピット内の煩雑な計器類は一掃され、クルーの負担軽減が実現できる。
また、初期費用も安く済む上整備維持も容易である。
現在の新型機は旅客機から戦闘機をはじめ、ヘリコプター、小型機に至るまで、殆どグラスコックピットを採用している。
F-16C Block60
グラスコックピット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/24 18:54 UTC 版)
グラスコックピット(英語: glass cockpit、「ガラスのコックピット」の意)は、乗り物の操縦、運転に必要となる各種情報をアナログ計器(シンクロ電機などの機械式)やランプなどを用いず、ブラウン管ディスプレイ(CRT)や液晶ディスプレイ(LCD)に集約表示したコックピット(操縦席)である。もともとは航空機のコックピットについての表現であるが、鉄道車両の運転台や自動車の運転席についても同様の表現が用いられる。
- 1 グラスコックピットとは
- 2 グラスコックピットの概要
- グラスコックピットのページへのリンク