エバーシナ【エバーシナ】(観賞樹)
登録番号 | 第14158号 | |
登録年月日 | 2006年 3月 20日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | エバーシナ よみ:エバーシナ | |
品種登録の有効期限 | 30 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社ジェー・アンド・エッチ・ジャパン | |
品種登録者の住所 | 愛知県愛知郡長久手町砂子607番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ローザ エスケランド | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、育成者所有の無名実生種どうしを交配して育成されたものであり、花の着き方はスプレータイプ、花は鮮黄色で丸弁、平咲、香りは無又は微弱のやや小輪となる鉢物向きの品種である。生育習性は叢生、樹高はかなり低、花の着き方はスプレータイプである。新梢のアントシアニン着色の程度は無又は微弱、とげの有無は有、下側の形はえぐれ、色は緑褐、長いとげの数は少である。葉の長さはやや短、幅は狭、緑の色合いは中、表面の光沢は無又は微弱、先端小葉の形は楕円形、葉身長は短、葉身幅は狭、基部の形は鈍形、先端の形は鋭形である。花蕾縦断面の形は卵形、花形Ⅰは半八重、花形Ⅱは平咲、多芯の有無は無、花弁枚数はやや少、花径はやや小、上から見た形は円形、上部側面の形は平、香りは無又は微弱である。花弁の長さはかなり短、幅はかなり狭、表面中央部及び縁部の色は鮮黄(JHS カラーチャート2507)、基部の目及び模様の有無は無、裏面中央部及び縁部の色は明橙黄(同2204)、模様の有無は無である。花色の移行性は無、花弁の縁の反転及び波打ちは無又は微弱、タイプは丸弁、全体の形は狭楕円形である。開花始めの時期は早、開花習性は四季咲である。「ジャクハル」と比較して、花弁表面中央部の色が鮮黄であること、花弁裏面中央部の色が明橙黄であること等で、「ケイミオバ」と比較して、花弁表面中央部の色が鮮黄であること、花弁のタイプが丸弁であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、2000年に育成者の温室(デンマーク王国)において、育成者所有の無名実生種どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、2001年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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