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ウェーバー・バー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/30 06:46 UTC 版)

ウェーバー・バー (: Weber bar) とは、メリーランド大学物理学者ジョセフ・ウェーバーが発明・建造した共振型重力波検出装置である。直径 m および 1 mアルミニウム円筒の重力波アンテナから成る[1]


  1. ^ a b c Lindley, David. “A Fleeting Detection of Gravitational Waves”. 2006年5月6日閲覧。
  2. ^ Weber, J. (Jun 1968). “Gravitational-Wave-Detector Events”. Phys. Rev. Lett. (American Physical Society) 20 (23): 1307–1308. doi:10.1103/PhysRevLett.20.1307. http://link.aps.org/doi/10.1103/PhysRevLett.20.1307. 
  3. ^ David Lindley "A Fleeting Detection of Gravitational Wave"”. Physical Review Focus (2005年12月22日). 2013年8月28日閲覧。
  4. ^ Were gravitational waves first detected in 1987?”. The physics arXiv blog (2009年3月4日). 2009年3月4日閲覧。
  5. ^ Qadir, Asghar (2009). "Gravitational Wave Sources May Be "Closer" Than We Think". arXiv:0903.0252 [astro-ph.GA]。
  6. ^ Einstein: A Centenary Exhibition. Edited by the National Museum of History and Technology. Washington, D.C.: Smithsonian Institution Press, 1979.
  7. ^ Resonant Bar Detector Dedicated at Hanford”. The LIGO web newsletter. 2012年3月29日閲覧。
  8. ^ 中野董夫・菅野禮司共著「相対性理論はむずかしくない」1972年12月25日初版 講談社


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ウェーバー・バー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/24 17:10 UTC 版)

ジョセフ・ウェーバー」の記事における「ウェーバー・バー」の解説

ウェーバー・バーはウェーバー考案した共振重力波検出器一つで、1968年ウェーバー太陽系属す銀河系のほぼ中心から来る重力波検出したフィジカル・レビュー・レターズ発表した。それから40年余りたった2016年2月アメリカ研究チーム重力波直接検出した、として発表した過去にはジョゼフ・テイラーらによる「重力研究新し可能性開いた新型連星パルサー発見」がある。これは連星パルサーお互い公転周期徐々に小さくなっていることの発見であり、これを重力波エネルギー放出され続けた考えることでアインシュタイン一般相対性理論予言する値と誤差範囲内一致することを見出したのである当時はこれが重力波存在裏付ける有力な証拠とされ、テイラーは、1993年ラッセル・ハルスと共にノーベル物理学賞受賞している。 彼は、また、他の天文学者超新星SN1987A爆発観測したのと同時刻に重力波検出した発表した彼の実験に対して、元の重力波強度では、彼の考案した装置による測定不可能だとして、多く物理学者関心示さないが、2次的検出だと仮定すれば、1万程度増幅した重力波検出した可能性否定できないとする研究チームもある。

※この「ウェーバー・バー」の解説は、「ジョセフ・ウェーバー」の解説の一部です。
「ウェーバー・バー」を含む「ジョセフ・ウェーバー」の記事については、「ジョセフ・ウェーバー」の概要を参照ください。

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