ウェッタビリティ
濡れ性
読み方: ぬれせい
【英】: wettability
同義語: ウェッタビリティ
【英】: wettability
同義語: ウェッタビリティ
固体表面とそれに接する流体の間の界面現象を表現する用語。 図に見られるように、二種の流体 A 、B が固体表面に接触している場合、両流体の界面は固体表面とある角度θ(接触角)をもつ。θ<90°のときは流体 B が A よりも固体表面に優先的に付着、すなわちぬれ性が強い状態で、θ>90°のときは逆に A の方がぬれ性が強い状態である。油・ガス層の貯留岩表面は多くの場合、水、油、ガスの順にぬれ性が良く、親水性であるといえるが、炭酸塩岩のなかには水より油のぬれ性が強い、すなわち親油性のものも存在する。ぬれ性は相対浸透率に影響を与える要因の一つであるため、炭酸塩岩油層の場合、コア試験の測定項目にぬれ性を加えることもある。 |
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