インダクタンス【inductance】
インダクタンス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/16 15:15 UTC 版)
インダクタンス inductance | |
---|---|
トロイダルコイル | |
量記号 | L |
次元 | T−2 L2 M I−2 |
種類 | スカラ |
SI単位 | H |
インダクタンス(英: inductance)は、コイルなどにおいて電流の変化が誘導起電力となって現れる性質である。誘導係数、誘導子とも言う。インダクタンスを目的とするコイルをインダクタといい、それに使用する導線を巻線という。
概要
回路に電流が流れると周囲に磁場が形成される。巻線に電流 I が流れるときの巻線を貫く磁束 Φ であるときの比例係数 L がインダクタンスである。
「インダクタンス」の例文・使い方・用例・文例
- 親類の配列換えは、相互キャパシタンスとインダクタンスの効果を最小にするために送電線を置きます
- インダクタンスから生じるさま
- 低抵抗・高インダクタンスのコイルで電子回路で直流電流を通し交流電流を薄めるのに用いられる
- インダクタンスを回路に供給する絶縁されたワイヤーの螺旋でなるリアクター
- コイルを通ってコイルのインダクタンスを増すように作用する(軟鉄のような)磁性物質の棒
- 回路にインダクタンスを導く電気装置(通常、導電コイル)
- 周期的な電気振動が最高の振幅に達するようにキャパシタンスとインダクタンスを結合した電気回路
- (抵抗よりはむしろ)インダクタンスとキャパシタンスから起こる電流の流れに対する抵抗
- インダクタンスの単位で1ヘンリーの10億分の1と同じ
- インダクタンスの単位で1ヘンリーの1000分の1と同じ
- インダクタンスの単位で、毎秒1アンペアの割合で電流が変化するとき1ボルトの誘導された起電力を生じる
- 回路のインダクタンスのヘンリー値とその抵抗のオーム値の比
- マイクロヘンリーという,インダクタンス誘導係数の単位
- インダクタンスという,電気回路内の電磁誘導の大きさを示す係数
- 通信線路の途中にインダクタンスを挿入する
インダクタンスと同じ種類の言葉
- インダクタンスのページへのリンク