イオングループとしての展開
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 20:54 UTC 版)
「ビブレ」の記事における「イオングループとしての展開」の解説
イオンの支援で再建を果たしたマイカルは、イオングループのショッピングセンター内にビブレを出店するようになり、2006年(平成18年)9月23日には経営再建後のビブレ新規出店1号店としてイオンモール福岡(当時の「ダイヤモンドシティ・ルクル」)内に福岡東ビブレを開業。同年春から「ワタシっぽく。」という新たなキャッチフレーズを導入している。2008年(平成20年)10月にはイオンレイクタウンの「KAZE(イオンモール運営)」内に核店舗の一つとして越谷レイクタウンビブレをオープンした。 2011年(平成23年)3月1日、運営元のマイカルがイオンリテールに吸収合併されたのに伴い、イオンリテールが運営するファッション専門店「フォーラス」と事業を統合し「ビブレ・フォーラス事業本部」を発足。これにより、イオンリテールのファッション専門店は「ビブレ」と「フォーラス」の2ブランド体制で展開され、今後は事業本部内に設置された「ビブレ事業部」にて展開されることとなった。マイカルが運営していた「サティ」がマイカルとイオンリテールの合併で「イオン」と店舗ブランドを統一したことにより、「ビブレ」はニチイ→マイカル時代からの店舗ブランドで唯一残ったブランド名となった。 2011年(平成23年)11月3日より越谷レイクタウンビブレを改装し、新業態「ビブレジーン (VIVRE GENE) 」を展開。2013年(平成25年)3月15日には福岡東ビブレが、2015年(平成27年)9月15日には橿原ビブレが、同年10月17日には筑紫野ビブレがそれぞれビブレジーンへとリニューアルしている。主にイオンモール内にテナント出店する店舗が転換されているが、2014年(平成26年)以降はイオンモール内への新規出店による展開もされている。 2014年(平成26年)に入り、香川県の宇多津ビブレと岡山県の岡山ビブレを順次閉店したことで、中国・四国地方から撤退した。また、2015年(平成27年)には、旧マイカルタウン内にあった三重県の桑名ビブレと大阪府の茨木ビブレの営業を終了している。 2016年(平成28年)3月1日、イオンリテールの「ビブレ・フォーラス事業本部」が同日にイオンモールの完全子会社となったOPA(旧法人)へ統合された。 2019年(令和元年)には三宮ビブレが、2018年4月27日より旧店舗(同年2月28日閉店)から移転する形で入居していた三宮オーパへ8月23日に改称・統合されたほか、10月には愛知県の名古屋ワンダーシティビブレを名古屋mozoオーパへリニューアルオープンする等、ビブレからオーパへのブランド転換も行われるようになっている。 2021年(令和3年)3月1日、(旧)OPAが横浜ビブレを含む一部店舗の運営をOPA(新法人)に承継し、(旧)OPAはイオンモールに吸収合併された。その後はビブレ店舗がイオンモールに吸収される事例も出ており、2022年(令和4年)5月には横浜ワールドポーターズビブレがイオンモール運営の「横浜ワールドポーターズ」に統一され、同年6月24日には北大路ビブレがイオンモールに転換されることになった。 ビブレジーン(ビブレジーンレイクタウンを除く)と、「ファッションビルとしてのビブレ」内のビブレ直営売場、イオンモールなどに単独出店している各ショップ(ミスターモストマブ、エスパリエ、エリプス、ルッソなど)は、引き続きイオンリテールの「ビブレショップ事業部」が運営する。
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