アスベストの混入
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 01:13 UTC 版)
1987年7月、ベビーパウダーの原料である滑石に不純物として石綿が混入していたという事件があり、労働省産業医学総合研究所(当時)の調査によって、11社19製品のうち5社5製品に関してアスベストの混入が認められた。現在においては、厚生労働省の定めた不純物混入試験を経た滑石以外は原料として使用することが許されていない。 2008年には、アスベストが混入していたとみられるベビーパウダーを扱っていた元労働者に労災認定が認められたケースが現れた。 アメリカでもベビーパウダーは食品医薬品局の検査対象となっている。2019年には、ジョンソンエンドジョンソン社がオンライン販売していた製品から微量のアスベストを検出。同社は、2018年に販売した当該ロットの自主回収を始めた。
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