アシュボーン男爵
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/28 05:27 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動アシュボーン男爵(英: Baron Ashbourne)は、連合王国貴族の男爵位。
政治家エドワード・ギブソンが1885年に叙されたのに始まる。
歴史
保守党の政治家エドワード・ギブソン(1837–1913)は、ヴィクトリア朝後期からエドワード朝初期の保守党政権下でアイルランド大法官を3期にわたって務めた(在職1885年-1886年、1886年-1892年、1895年-1905年)。その最初の就任に際しての1885年7月4日にミース州におけるアシュボーンの初代アシュボーン男爵 (1st Baron Ashbourne, of Ashbourne in the County of Meath)に叙された[1][2]。
彼の死後、長男ウィリアム・ギブソン(1868–1942)が2代男爵位を継承したが、彼には子供がなかったので、彼の死後には甥(初代男爵の三男エドワードの長男)にあたるエドワード・ラッセル・ギブソン(1901–1983)が3代男爵位を継承した。彼は海軍中将まで昇進した海軍軍人だった[1][3]。
2020年現在の当主はその孫である5代男爵エドワード・チャールズ・デ・オリエ・ギブソン(1967-)である[1][4]。
アシュボーン男爵 (1886年)
- 初代アシュボーン男爵エドワード・ギブソン (1837–1913)
- 2代アシュボーン男爵ウィリアム・ギブソン (1868–1942)
- 3代アシュボーン男爵エドワード・ラッセル・ギブソン (1901–1983)
- 4代アシュボーン男爵エドワード・バリー・グリーンヴィル・ギブソン (1933-2020)
- 5代アシュボーン男爵エドワード・チャールズ・デ・オリエ・ギブソン (1967-)
- 法定推定相続人は現当主の息子エドワード・アレクサンダー・ギブソン (2002-)
脚注
出典
- ^ a b c Heraldic Media Limited. “Ashbourne, Baron (UK, 1885)” (英語). Cracroft's Peerage The Complete Guide to the British Peerage & Baronetage. 2016年3月17日閲覧。
- ^ Lundy, Darryl. “Edward Gibson, 1st Baron Ashbourne” (英語). thepeerage.com. 2016年3月17日閲覧。
- ^ Lundy, Darryl. “Vice-Admiral Edward Russell Gibson, 3rd Baron Ashbourne” (英語). thepeerage.com. 2016年3月17日閲覧。
- ^ Lundy, Darryl. “VEdward Barry Greynville Gibson, 4th Baron Ashbourne” (英語). thepeerage.com. 2016年3月17日閲覧。
関連項目
- ヴァイオレット・ギブソン - 初代アシュボーン男爵の娘で、ムッソリーニの暗殺未遂犯
- アシュボーン男爵のページへのリンク