アシュセイヴァー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/17 22:29 UTC 版)
「アサルト・ドラグーン」の記事における「アシュセイヴァー」の解説
Aでは、パイロット登録制で運動性重視の機体。 Aでの正式名称はASKカスタム・アシュセイバー。 エネルギー兵器と実弾兵器を併せ持つ武装の多様性に加え、対ビームコーティングやジャマーなど防御面にも優れた装備を有する。各ブロックが分割しやすい構造となっており、将来の量産化を考慮している他に誘爆率を下げる目的がある模様。全体的にバランスが取れており、特に中距離戦闘を得意とするが遠距離戦も優秀。 OGsでは、指揮官用機として製造された強襲用人型機動兵器。設定ではアサルト・ドラグーンのカテゴリに属すると明記されている。またアシュクリーフと同様に“搭乗者の脳波パターンを解析・記録した後、機体側からのフィードバックによって半強制的に同調させるシステム”を搭載する。 武装 レーザー・ブレード レーザー刃の剣で目標を切り裂く。『OG』シリーズでは汎用武器扱い。 ファイア・ダガー 胸部から多弾頭ミサイルを発射する。 ガン・レイピア 手持ちの銃から細長いビーム弾を連射する。『OG』シリーズでは汎用武器扱いで、『OGs』でALLW(全体攻撃・ダブルアタック)属性になったが、『第2次OG』でこの特性は失われる。『A PORTABLE』ではバリア貫通属性がある。 ハルバードランチャー(ハルバート・ランチャー) 手持ちのランチャーから複数の光線(ビーム属性ではない)を同時に撃ち出す。丸い弾体だった物が爆散するように飛ばされる、一部のパイロットは使用時に距離算出と加速度設定を行っている台詞がある。『OGs』では全体攻撃属性。 『OG』シリーズでは名称がハルバート・ランチャーに改められている。『A PORTABLE』ではオリジナルを踏襲してハルバードランチャーのままであるが、音声を『OGs』から流用したため、台詞と武器名に齟齬が生じている。 ソードブレイカー 肩部に6機装備した自動誘導可能な攻撃ユニットを射出する。攻撃ユニットは鋏のような形状をしており、展開してレーザーを撃つほか、ユニット自体が目標を打突することも考慮されている。スプラッシュブレイカーと並び、いわゆる『ガンダムシリーズ』におけるファンネルの位置を占める武装。この戦闘アニメーションは、『R』ではエクサランス・コスモドライバーのフェアリー、『D』ではジェアン・シュヴァリアーのブレード・ビットにそれぞれ流用されている。『OG2』においても、ほぼ同じ動きで再現された。 劇中での活躍 A 主人公機のひとつで、リアル系であれば男女とも選択可能。攻撃力は主人公機の中で最低であるが、運動性は最高クラスで性能は上々。装甲は薄くHPも少ないが、ジャマーとビームコートを備え切り払いも可能なため防御面も充実している。撃ち合いから切り込み役まで幅広い運用をこなせる高性能機である。主人公が搭乗機に選ばなかった場合、ライバルもしくはレモンが専用機として搭乗し、一般のシャドウミラー兵が搭乗することはない。ソードブレイカーは使用条件に「一定以上のパイロットレベル」があり序盤は使えない。しかし長射程かつ移動後に使用可能、さらに切り払い不可という高性能武装であるため、使用可能になると戦力が跳ね上がる。主人公機の共通特性として強化パーツスロットが3つあるため、V-UPユニットとの相性も良い。 A PORTABLE レモンがヴァイスセイヴァーに搭乗するため、主人公とライバル以外は搭乗しなくなった。連続ターゲット補正の導入により、GBA版より回避能力が相対的に下がっている。フル改造するとカスタムボーナスで飛行可能になる。ソードブレイカーの性能は『A』に準じるが最低射程が『A』の2から3に変わり、援護には使いにくくなっている。ガン・レイピアにバリア貫通属性が付いたが10発しかないため多用できないのが欠点。 OG2(GBA版) 3機が存在。1号機にはレモン、2号機にはアーチボルドが搭乗。3号機は特定条件を満たすとラミアに渡され、自軍機として使用できる。『A』と異なり汎用機扱いでラミア以外でも乗り換え可能である。ソードブレイカーはパイロットレベルが関係なくなり、移動後の使用が不可となったが射程は延びている。ガン・レイピアは移動後攻撃可能武器になった。 OGs OG2序盤でレモンが搭乗する他、GBA版では搭乗機会の無かったアクセルが追加シナリオで使用する場面が描かれる。終盤ではアクセルはソウルゲイン、アーチボルドはジガンスパーダ、レモンは後述のヴァイスセイヴァーに乗るため敵としての出番が激減した。なお、アクセルはソウルゲインに乗り換える前は本機を愛用していた模様。GBA版と同様に条件を満たせば入手可能であるが、バリア貫通属性の武器を持たないので終盤は幾分不利になる。 OG外伝 最初からクロガネに搭載されている。 第2次OG クロガネに搭載されており、合流後に使用可能になる。 OGクロニクル 「ヒゲの神さまの中の人はハラペコ」に登場。回想場面で「向こう側」にいた頃のアクセルが搭乗していた。 ジ・インスペクター 転移の際に中破したソウルゲインの代替機としてアクセルが搭乗しオペレーション・プランタジネットでの戦闘に参加。レーサーブレードを用いた近接戦闘でアルトアイゼンの四肢を両断し大破させた。終盤はソウルゲインの修復が終わりアクセルが乗り換えたことで出番がなくなる。飛行能力を持つ他、ソードブレイカーのユニットが糸鋸のようにレーザー刃を展開して目標を切り裂くなど、ゲーム版とは異なる描写が散見される。 また、回想シーンにてヴィンデル専用カラーの機体が一部分のみだが登場している。
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