こうおんがんたい‐はつでん〔カウヲンガンタイ‐〕【高温岩体発電】
高温岩体発電(こうおんがんたいはつでん)
【英】power generation utilizing hot dry rock
いわゆる地熱発電の期待できる地域は、地下が高温で、かつ自然の水系が形成されていることが必要である。水系は存在しないが、高温の岩体がある場合、その岩体を破砕し人工注水によって蒸気または熱水を取り出して発電に利用するシステムを高温岩体発電という。この場合、送られた水が他へ逸散しないよう周囲には不透水層が形成されていることが重要な立地条件となる。まだ研究段階であるが、米国ニューメキシコ州ロスアラモスのフェントンヒルにおいては、深度3,000m、温度200℃の花こう岩について注水循環による熱交換実験が行われている。 さらに大規模な人工熱水系造成の計画がある。
いわゆる地熱発電の期待できる地域は、地下が高温で、かつ自然の水系が形成されていることが必要である。水系は存在しないが、高温の岩体がある場合、その岩体を破砕し人工注水によって蒸気または熱水を取り出して発電に利用するシステムを高温岩体発電という。この場合、送られた水が他へ逸散しないよう周囲には不透水層が形成されていることが重要な立地条件となる。まだ研究段階であるが、米国ニューメキシコ州ロスアラモスのフェントンヒルにおいては、深度3,000m、温度200℃の花こう岩について注水循環による熱交換実験が行われている。 さらに大規模な人工熱水系造成の計画がある。
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