くそ
くそ【×糞/×屎】
読み方:くそ
[名]
1 動物が、消化器で消化したあと、肛門から排出する食物のかす。大便。ふん。
2 分泌物が乾いてたまったものや、物のかす。「目—」「鼻—」「金—」
3 (「…もくそもない」の形で)ああだこうだ言う必要はない、そんなことは問題にならない、などの意を表す。…もへったくれもない。「こうなったら仕事も—もない」
[感]人をののしったり、自分の気持ちを励まし奮い立たせたりするときに発する声。くそっ。「—、今に見てろよ」
く‐そ【苦×楚】
くそ
大阪弁 | 訳語 | 解説 |
---|---|---|
くそ | -- | 「おもいっきし」「おもっくそ」の「くそ」。このくそ寒い中、くそ忙しいのに、火事場のくそ力、など。くそ嬉しい、などと良い意味では使わない。東京では「こ(小)」や「なま(生)」が多い。 |
へったくれ、くそ
糞
くそ
出典:『Wiktionary』 (2021/08/25 09:35 UTC 版)
名詞•形容動詞
- 大便。排泄物。
- (「…もくそもない」などの形で)…を考えるまでもない。…もなにも。
- (「くその」などの形で)ほんのわずかなこと。つまらないこと。なにがしか。
- (名詞・形容動詞)ひどいこと。最悪なこと。
- 一番楽しみなのは日曜だ。それも天気だと、朝から客が立込んで私は目が眩る程忙しいし、雪江さんもお友達が遊びに来たり、お友達の処へ遊びに行ったりして、私の事なんぞ忘れているから、天気は糞だ。(二葉亭四迷「平凡」)〔1907年〕[5]
- そいつはなんだか屈み込んだ姿勢をしていて、見る者に、いつ何時今持っている獲物を捨てて、目に入ったもっとジューシーなごちそうに飛びかかるかもしれないと思わせるものがあった。だが、何よりクソなことに、その絵をしてあらゆるパニックの不滅の源泉としているのは、極悪非道な主題ですらなかった(H. P. ラヴクラフト「ピックマンのモデル」)〔The Creative CAT訳2015年〕[6]
活用
合成語
連語・ことわざ
訳語
感動詞
合成語
接頭辞
派生語
接尾辞
屎
糞
「くそ」の例文・使い方・用例・文例
- そうするしかなかった,仕方なくそうした
- くそばばあ
- まもなくそのスキャンダルは醜い姿を現した
- とにかくそのオーディションに参加してみたら
- そのやけくそになったどろぼうは警官に向かって発砲した
- ちぇっ,くそ
- 彼は何の苦もなくそれをやってのけた
- 私たちが予期していたより早くその協定をまとめることができると思います
- なんとなくその詩を作ったんだ
- 文法なんてくそくらえだ
- 「彼の提案はよくないな.君もそう思わないかい」「おそらくそうだと思う」
- 彼は許可なくその部屋に入った
- 自分の母親のことをよくそんなに悪く言えるものだ
- 「私は彼がうそをついていると確信していた」「まったくそのとおりだった」
- 彼女は少しも当惑することなくその問題を議論した
- また雨が降り出しそうだ.くそっ,今日テニスをするのは無理だ
- 「彼はできのよい小説で有名になってきている」「まったくその通りだね」
- 大聖堂の尖塔は家々の屋根より高くそびえていた
- 我々は法の文面ではなくその精神に従わねばならない
- 私は彼らより早くそこに着いた
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