くさやの原型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 06:08 UTC 版)
伊豆諸島では製塩のほかには魚などを獲っていた。釣った魚を江戸まで運ぶには塩漬けにして干物にするのがよいが、貴重な塩を大量に使うわけにはいかない。そこで島民たちは試行錯誤の末、塩水に浸しておいて干す方法を思いついた。浸すたびに塩水を取り替えたいが、塩は貴重なので、やむなく減った分だけ塩を足しながら塩水を使いまわした。できた干物は一見傷んでいるように見えたが、食べたところおいしかったので、これが広まった、という説がある。
※この「くさやの原型」の解説は、「くさや」の解説の一部です。
「くさやの原型」を含む「くさや」の記事については、「くさや」の概要を参照ください。
- くさやの原型のページへのリンク