ある子ども
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/05 13:42 UTC 版)
ある子ども | |
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ジャンル | テレビドラマ、ドキュメンタリーー |
演出 | 松原翔 |
出演者 | まいきち 高田万作 石井心寧 広田望愛 赤坂永愛 久世峻舵 鈴木祥二郎 三木万侑加 吉田能 高野ゆらこ 内田健介 山本真貴 Kate |
音楽 | 馬場庫太郎 |
国・地域 | 日本 |
言語 | 日本語 |
製作 | |
制作統括 | 梅原勇樹、村井晶子 |
プロデューサー | 北原栄治、森田直樹 |
制作 | NHK |
放送 | |
放送チャンネル | NHK教育テレビジョン |
放送期間 | 2022年2月19日 |
放送時間 | 23:00 - 23:59 |
放送分 | 60分 |
回数 | 1 |
番組情報 | |
特記事項: 令和4年文化庁芸術祭参加作品[1] |
ETV特集「ある子ども」は、2022年2月19日にNHK教育テレビジョンで放送された、ドラマ融合ドキュメント番組[2]である。是枝裕和が社長を務める分福がドラマパートの制作を担当した[2]。
一人の子どもがSNSを通じて、実際の性犯罪にまきこまれるまでを、ドラマとドキュメントをクロスした形で描き出した。実際のSNS性被害に遭った子どもからの取材をそのまま放送することができないため、制作スタッフは子どもの支援団体、精神科医、弁護士などの協力を受け、複数の事例を調査し、少年少女が集まる夜の街の巡回活動に同行して、集まった数々の肉声をもとに、ドラマを構成した[2]。感性が豊かな中高生たちが出演して、SNSの潜在的な危険性を伝え、子どもを性被害から守るために大切なことを考える[3]。
主演のまいきちは300人のオーディションの中から選出され、「辛い思いをすることも分かっているが、大人を信じて生きていきたい。この思いが伝わるように」と、また、高田万作は、「配役に子どもたちの心情を細かく載せて撮影した。本当の気持ちは被害者本人にしかわからないが、何か伝わるものがあると良い」とコメントした[2]。
あらすじ
動画配信アプリでダンス動画を配信する、まいと幼馴染の高校生男女。二人はある日、お互いの家でスマートフォンでオンラインゲームの協力プレイを楽しんでいる最中、「アーサー」と名乗る人物の助力を受ける。アーサーはまいの行動だけにコミュニケーションを 取り、まいとアーサーはSNSでお互いにメッセージをやり取りするようになる。やがて、アーサーはまいに、「性的な画像」を要求する…。
キャスト
スタッフ
- 音楽 - 馬場庫太郎
- 撮影 - 山崎裕、林克明
- プロデューサー - 北原栄治、森田直樹
- 制作統括 -梅原勇樹、村井晶子
- 演出 - 松原翔
- 取材協力 - 白川美也子、太田啓子、斎藤麻利、千葉圭子、ぱっぷす、BONDプロジェクト、自立援助ホーム星の家、子どもの居場所月の家、ファミリーホームはなの家、小山フリースクールおるたの家、宇都宮市立一条中学校、宇都宮観光コンベンション協会、宇都宮オリオン通り商店街振興組合
- 制作・著作 - NHK
脚注
関連項目
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