曖昧屋
読み方:あいまいや
- 酌婦仲居女ナドヲシテ、密カニ淫ヲ鬻カシメ、又ハ一般密淫売ノ媒合容止ヲナスノ疑ヒアル料理屋飲食店。〔第五類 一般建物〕
- 表面、料理店銘酒屋又は普通商家の如く装ひ、若き女を抱へおき、密かに客を呼びてこれに淫を鬻がしむる家。(淫売屋)
- 酌婦又は仲居女などを置き、表面は料理屋、飲食店の如く装ひ裏面にては、密かに淫を鬻がせるところをいふ。瞹昧な家業を為す意味から起つた。〔花柳語〕
- 表真板の商売と別に実際は賎業を営む家。
- 売笑婦をかかへ置きて、ひそかに客を呼ぶ家なり。表に小料理などの看板をかかげ内実密淫売を営む家をいふ。
- 酌婦又は仲居女などを置き、表面は料理屋、飲食店の如く装ひ裏面にては、密かに淫を鬻がせるところをいふ。曖昧な家業を為す意味から起つた。
- 〔俗〕売笑婦をかかへておき、表面は料理屋や飲食店の如く装ひ、密に淫をひさぐ商売。
- 密淫売屋を云ふ。
- 売笑婦をかかへ置き、密かに客を呼ぶ家。表面には「小料理」「しるこ」などの看板を掲げ置いて、蔭にて醜業を営むを常とす。川柳に「曖眛な料理屋なまの貝も売り」は右を詠みたるものなり。
- 酌婦又は仲居女などを置き、表面は料理屋、飲食店の如く装ひ、裏面にてはひそかに淫を鬻がせるところ。曖昧な業をなす意味から起つたものである。
- 飲食店などの表看板で内密に売笑婦をかかえて客を呼ぶ家。
- 酌婦、又は仲居女などを置き、表面は料理屋、飲食店のようにみせかけ裏面では、こっそりと淫をひさがせるところ。〔花柳界〕
- 〔花〕酌婦、又は仲居女などをおき、表面は料理屋、飲食店のようにみせかけて裏面ではこっそりと淫をひさがせるところ。
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