"Hatchetation"(まさかりによる破壊行為)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/30 17:59 UTC 版)
「キャリー・ネイション」の記事における「"Hatchetation"(まさかりによる破壊行為)」の解説
キャリーはカンザス州で破壊活動を続け、逮捕記録の伸びと共に名声も高まっていった。ウィチタでの襲撃の後、夫が次回は最大限の損害を与えるためにまさかりを使ってみてはどうかと冗談を言ったところ、キャリーは「結婚以来で一番まともな助言だわ」と応えたという。 一人で(もしくは賛美歌を歌う女性たちを伴って)キャリーはバーに向かって行進してゆき、まさかりで備品や在庫を粉砕しながら歌と祈りを捧げた。1900年から1910年の間で、キャリーは破壊行為(キャリー自身はそれを"hatchetations"と呼ぶようになっていた。)により30回ほど逮捕されている。キャリーは巡業講演で得た報酬や土産用まさかりの売り上げ金で罰金を支払った。1901年の4月、キャリーは禁酒運動に対する広範な反対で知られていたミズーリ州カンザスシティに到着し、ダウンタウン・カンザス・シティ12番街で何軒もの酒場に侵入しては酒瓶を叩き壊した。キャリーはすぐさま逮捕され、500ドル(2006年の金額に直せば1万1500ドル)の罰金を科されると同時に、カンザスシティからの立ち退きと再度の入市の禁止を裁判官から命令された。
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