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Ⅷ メイフラワー
「キキョウ」「はい」「リンドウ」「はい」「コスモス」「はい」 紀久子きくこが注文票を読みあげ、ミドリが花材を確認し返事をしていく。デンマーク産三輪自転車のマルグレーテを車庫からだして店先に停め、ふたつの前輪のあいだのカ…
「キキョウ」「はい」「リンドウ」「はい」「コスモス」「はい」 紀久子きくこが注文票を読みあげ、ミドリが花材を確認し返事をしていく。デンマーク産三輪自転車のマルグレーテを車庫からだして店先に停め、ふたつの前輪のあいだのカ…
『死にたがりの君に贈る物語』で若者たちから圧倒的な支持を集めた綾崎隼さん。待望の新刊『冷たい恋と雪の密室』が10月に刊行となります。 2018年に新潟県三条市で起きた大雪による電車の立ち往生事件を舞台に、高校生三人の恋と…
『死にたがりの君に贈る物語』で若者たちから圧倒的な支持を集めた綾崎隼さん。待望の新刊『冷たい恋と雪の密室』が10月に刊行となります。 2018年に新潟県三条市で起きた大雪による電車の立ち往生事件を舞台に、高校生三人の恋と…
『食堂かたつむり』『ライオンのおやつ』。心に沁みる物語を紡いできた小川糸さんの新作『小鳥とリムジン』が、ポプラ社より10月に刊行となります。 過酷な環境で育ち、人と接することが得意ではない女性・小鳥が見つけた「本当の愛」…
「なにやってんですか、ミドリさんっ」 いきなり背後から呼ばれ、ミドリは驚きのあまり、危うくスケッチブックを落としかけた。 「ごめんなさい」蘭らんくんだ。前にまわってミドリの顔を覗きこみ、詫びてきた。「おどかすつもりはな…
『花屋さんが言うことには』(山本幸久:著)の大ヒットが止まりません! 3月の刊行から売れに売れ、現在9刷が決定。累計で7万部近くまで重版を重ねております。 この『花屋さんが言うことには』を読んでくださっているみなさまに感…
シリーズ累計50万部を突破した「コンビニたそがれ堂」シリーズ。 待望の新刊『コンビニたそがれ堂 夜想曲』がいよいよ発売です。 新刊発売を記念して、サイン本があたるフォロー&リポストキャンペーンを行います。 <あらすじ> …
凪良ゆうさんの『わたしの美しい庭』。 発売して数年経ちますが、いまだに多くの人に楽しんでいただき、定期的に行っている季節カバーも大好評いただいております。 昨年、TUTAYAさん限定で夏カバーを刊行しましたが、こちらがと…
シリーズ累計50万部突破!風早の街のどこかにあるという、不思議なコンビニ「たそがれ堂」。大切な探しものを見つけるために、いろんなお客さんが訪れて……。 温かな気持ちで心が満たされる、村山早紀さんの大人気シリーズが、7月に…
「ミドリさんって、雷いかづち先輩がベースを弾いてて、ライブにもでてるのって知ってます?」 千尋ちひろの唐突な質問にミドリはいささか面食らいながらも、「知ってるよ」と答えた。 雷くん本人にも先輩って呼んでいるのかな。 …
駅前の小さな花屋さんを舞台にした、幸せとお花いっぱいの物語。発売から大好評いただいており、ついに累計5万部を突破いたしました! ヒットを記念して、サイン本があたるフォロー&リポストキャンペーンを行います。 <あらすじ> …
神社の境内の先に、突然見えてくるのは「夕闇通り商店街」。そこは幽世と現世の境目にある、あやかしたちが営む商店街。現世との境界があいまいになったときに、心が不安定な人間が導かれたように訪れるのだという…… ※※ 不思議な商…
野球のユニフォームを身に着けた女の子達が十数人群がり、だれもがみな、満面の笑みで喜びあっている。いい写真だとミドリは思う。だが喜びを分かち合うことはできなかった。 三月下旬の一週間、埼玉にある球場で高校女子硬式野球の…
夕闇通り商店街にたたずむ、レトロな喫茶店「純喫茶またたび」。お代は、そのメニューに対する「思い出」を店主に話すこと――。 大好評の「夕闇通り商店街」シリーズ最新刊の刊行を記念して、サイン本があたるフォロー&リポストキャン…
フゥフフフフフフゥウン、フゥフフフフゥン、フゥフフフンフンフゥン。 なんの歌だ、これ。 自分でも知らないうちに鼻歌を唄っていた。だがなんの歌だったか、まるで思いだせない。首を傾げながらアトリエをでる。そして玄関脇に…
駅前のお花屋さんを舞台にしたハートフルストーリー『花屋さんが言うことには』(山本幸久さん)が大好評発売中。 あっという間に大きな重版となりました! 大ヒットを記念して、本をお店にできちゃうPOPプレゼントキャンペーンを開…
赤、ピンク、白、紫、オレンジ、黄色、青。 さまざまな色が並び、目にも鮮やかだった。これならば鯨沼くじらぬま駅からでてきたひと達の目を引くだろう。 いずれもスイートピーだ。花の中でもとりわけカラーバリエーションが豊富…
第1章 夜の爪 赤黒い血液が染み込んだナプキンを、トイレの汚物入れに捨てた。最近は軽い腹痛を覚えることも多い。少量だが続いている不正出血は、胸に暗い影を落としていく。 ヒット曲を奏でるオルゴールの音を聞きながら、待合…
原田ひ香さんの最新作『図書館のお夜食』の第一章をマンガで公開中! 作品の雰囲気を、お気軽にお楽しみください! 気になる続きは、書籍にてお楽しみください! ★書誌情報はこちら
冬森灯さん最新刊『すきだらけのビストロ』にPOPをつけてくださる書店様を大募集!POPコンテストを開催いたします! 『すきだらけのビストロ』の発売を記念して、POPコンテストを開催させていただくことにいたしました! 本…
* とりあえず別荘内に戻った。 紅林刑事と二人、階段をどんどん降りる。 茫然としてばかりはいられない。白瀬くんを冤罪から救わなくてはならないのだ。 このままでは熊谷警部達が、寄ってたかって白瀬くんを犯人…
* リビングから一階分上がった地下一階。その中央の部屋が目指す部屋だった。 ドアをノックすると、入り口を細く開けて顔を出したのは熊谷警部だった。捜査責任者の、堂々たる恰幅の刑事である。 熊谷警…
龍神湖には龍神様がおわします 龍神様は水と天候を司る神様です ある日、龍神様が云いました 「人間の姫君を贄として差し出せ」 その命令にお殿様は大いに腹を立て 「神と雖いえども我が娘を人身供儀じんしんくぎにせよとは…
読書の秋がやってきました。 大好評の『わたしの美しい庭』(凪良ゆう:著)も、秋の装いに模様替えです。 全国の書店様で期間限定の「特別秋カバー」を展開中なので、ぜひ探してみてくださいね。 ★店頭の在庫については、最寄りの書…
* 「ところで、もう六時半を回ったね。親父、腹は減らないかい」 鷹志がそう云い、大浜社長もうなずき、 「うむ、そう云われれば時分時じぶんどきだな」 三戸部刑事がそれを聞き咎めて、 「社長、飲食物はどうか…
* 午後三時を回った。 いよいよ怪盗の予告タイムに突入した。 鷹志が気を利かせて置き時計を持ってきた。それを金庫の上に置いた。アナログ式の四角い時計だ。クリーム色でプラスチック製の安っぽい物で、…
『大浜富士太殿 貴殿の所有するブルーサファイアを頂きに参上する 怪盗 石川五右衛門之助 尚、期日は次のうちいずれかとする 7月14(水)15:00~20:00 7月21…
山本幸久さんの『花屋さんが言うことには』の刊行を記念して、素敵な<お花のアイテム>が当たるフォロー&リツイートキャンペーンを開催いたします ※ twitterでフォロー・リツイートするだけ!! ポプラ社文芸編集部のツイッ…
すべての「生きづらさ」を抱える人に共感と救いを届ける、凪良ゆうさんの感動作『わたしの美しい庭』がいよいよ文庫化です。 文庫化を記念して、SNS感想投稿キャンペーンを開催いたします! twitter、もしくはinstagr…
いつも『疲れたあなたをほめる本』を応援していただき、ありがとうございます! 読者の皆様のおかげで、重版が決まりました! そこで、読者の皆様へのお礼もかねて、皆様に参加していただける『疲れたあなたをほめる本』…
皆様、お待たせて大変申し訳ございませんでした!! 『余命一年と宣告された僕が、余命半年の君と出会った話』10万部突破記念 応援コメントキャンペーンの抽選結果を発表します。 皆様から寄せられた多くの熱いコメントに、弊社一同…
ポプラ社の本にご興味を持っていただき、ありがとうございます。 おかげさまで、2021年5月の刊行以来『死にたがりの君に贈る物語』(綾崎隼・著)への熱い感想を、SNSで見かけない日はありません。みなさまへの感謝を形にしたい…