9月6日付拙過去記事 に「予約した」と書いた、市の節目検診なるものによる無料のがん検診を受けてきた。
がん検診は、ひょんな経緯から3年ほど前にも受けたのだった。だから、だいたい手順は覚えている。
検診内容は「大腸がん」「肺がん」「前立腺がん」「胃がん」。大腸がんは事前の検便、肺がんはX線写真、前立腺がんは採血、そして胃がんは胃カメラ。やることは3年前と変わらなかった。
3年前のエントリーには書かなかったが、検診ごとに事前の問診票を記入しなければならないことが、ちょっと面倒だった。
胃カメラだけは、同意書へのサインも必要だった。
前日午後8時以降の絶食と、当日朝は水分も我慢するようにと伝えられていた。絶食はともかく、水も飲めないのはちょっと不自由感あった。
肺がんのレントゲン撮影と前立腺がんの採血は、ほんの数分で終わった。
胃カメラは鼻から挿入するタイプと口から挿入するタイプがあるとのことで、私の場合高血圧の薬を飲んでいるから鼻から入れるタイプは使えないとのことだった。
おいおい、3年前は鼻から入れたぞ。いいけど。
今回の口から入れるタイプでは、まずベッドにあお向けに寝て、麻酔を5分ほど口に含むように言われた。喉の感覚をマヒさせるものだろう。
続いてなぜか左向き(左手を下)に寝るよう指示された。この状態でマウスピースをくわえ、医師がマウスピース越しに内視鏡を挿入した。
不快感MAX。
胃の中をあちこち覗くためにか、内視鏡のケーブルを深く入れたり抜いたりを繰り返した。そのたびに「えずき」の衝動を感じた。
それでも、あえて比較するなら、鼻からより口からの方が苦痛の度合いは多少はマシだったかも知れない。
ときに確認のため検索したら、えっ、「えずく」って標準語では言わないの? 吐きそうになったが吐かなかったという意味で使っています。
肺のレントゲン写真と内視鏡による胃の中の写真は、即日、見せてもらった。異常なし、特に胃の中はたいへん綺麗ですと褒めてもらった。あれ、3年前は逆流性胃炎があると言われたんじゃなかったかな? 今確認したら、過去記事には書いてなかった。医師に尋ねたら「あるにはあるけど安定してます」とのことだった。
写真はダブルチェックのため他の医師にも見てもらうとのこと。へぇ、そんなことするんだ。
麻酔が切れるまで1時間ほど飲食を控えるようにと申し渡された。
3年前と同様、検査自体はトータルで30分ほどだっただろうか、体感的には待ち時間が長く感じた。
検査結果は10月に出るとの由。
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