ドコモメール、10月から「なりすましメール」に警告表示

NTTドコモは、2024年10月から、フィッシング詐欺対策を目的に「ドコモメール」に「なりすましメールの警告表示機能」を導入する。

なりすましメールの警告表示機能は、フィッシング詐欺の可能性がある不審なメールについて、なりすましの危険性を、メール本文表示時や本文中のURLなどからWebページに遷移する際に警告を表示するもの。利用者が事前にフィッシング詐欺に気づく仕組みを設け、詐欺被害の発生を防止する。

送信されたメールの発信元が正しい送信者であるかの確認は、送信ドメイン認証技術「DMARC」を利用。DMARCの認証に失敗する、または送信元でDMARC未導入のメールを開封時に、なりすましメールの危険性があると警告表示を行なう。

警告が表示される条件
• 送信ドメイン認証「DMARC」で認証されていないメール(認証失敗、または未導入)
• フィッシング詐欺を行なうなりすましメールの特徴を含むメール

また、同機能提供に際し、正しい送信元からのメールにブランドロゴを表示させる国際標準技術「BIMI(Brand Indicators for Message Identification)」を導入。メール送信元の正当性を目視確認できる手段を拡張する。