40年ぶりに米国からの交換留学生が早稲田で再会 – 早稲田大学

40年ぶりに米国からの交換留学生が早稲田で再会

10月28日、ちょうど前日からの雨が上がった午前11頃、大隈講堂前に集結したのは、1984年から1985年にかけて本学に留学していた、カリフォルニア州立大学(CSU)連盟からの留学生たち9名 だ。留学から40年経った今年、ロサンゼルス在住のマイケル・オカムラ氏をはじめとする一行は、10年ぶりに早稲田大学を訪れた。彼らはちょうど10年前の4月、今回と同じように30周年の同窓会 として早稲田大学に集結していた(当時の様子)。彼らを出迎えたのは、CSU連盟の早稲田大学留学プログラム担当者である田中浩子 氏、同じくオカムラ氏一行が留学していた1984年当時にCSU連盟のプログラム担当者であった風岡多賀子氏、早稲田大学公認の伝統ある国際交流サークル「虹の会」の現役学生メンバー、及び国際課の職員であった。一行は大隈講堂前で挨拶を交わし記念撮影をした後、早速キャンパスツアーに向かった。

左から、元CSU連盟プログラム担当風岡多賀子氏、Sharon Taguma、Theresa Garcia、Jim Reilly、   Ken Perry、Eric Kent、Wing Leung、Mike Okamura、Cathy Grennan、LuAnn Shikasho

緑が美しい大隈庭園を散策した後、早稲田キャンパスに向かいまず訪れたのは、2018年に開館した早稲田大学歴史館。10年ぶりに本学を訪れた一行は、初めて訪れる歴史館の豊富な展示資料に感心し、じっくり時間をかけて観覧した。その後懐かしい思い出や早稲田キャンパスの変化を語りながら、キャンパス内をゆっくり歩いて回った。一行が最も盛り上がったのは、40年前に旧国際部があった6号館である。留学中最も多くの時間を過ごした地で、40年の時を超えて当時の様子を語り合った。

その後一行は昼食を取るために、大学からほど近いレストランに移動。昼食会の冒頭では、早稲田大学を代表して、留学センターの中林美恵子教授が挨拶し、一行の来訪を歓迎した。CSUからの現役留学生5名も加わり、懇親会が始まった。40年経った今でも、早稲田大学で過ごした一年を人生の特別な経験として大切にしている先輩たちの深い絆に、現役の学生達も大変感銘を受けていた。一行はすでに10年後の同窓会を楽しみにしているそうだ。

Links

 

CALIFORNIA STATE UNIVERSITY INTERNATIONAL PROGRAMS

The California State University

 

<追記>

 マイケル・オカムラ氏らのように、米国から早稲田へ留学した学生を「フレンズ」と呼んでいます。早稲田大学(以下、早稲田)では1963年以来、米国の協定校との教育・研究交流を続けています。米国には現在160校以上の協定校があり、早稲田と米国協定校の間では、これまで4800名を超える学生たちが交換留学制度を利用して、双方の大学で学んでいます。こうした交流はますます活発になっており、米国は早稲田大学生にとって最も人気のある交換留学先の国の一つであり、毎年400名近くの学生が米国に交換留学しています。

 現在、カリフォルニア州バークレーに拠点を置く本学米国拠点「Waseda USA」では、このような元留学生らを対象に、最近の早稲田の情報を伝える活動なども推進しています。このような活動を通して、日頃から早稲田を第二の母校として意識するフレンズが増え、ひいては、彼ら・彼女らが米国各地で新しい早稲田コミュニティーを形成するようになることを目指しています。今年の2月には米国ロサンゼルスにおいて、LA稲門会の協力を得て、校友とフレンズが親睦を深めるイベントを実施しました。Waseda USAの活動については、こちらをご覧ください。

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