「早稲田大学学術叢書」は、早稲田大学(以下、「本学」)のアカデミック・ステイタスの維持・向上を目的とし、良質な学術研究書の出版機会を提供します。
新鋭研究者のための叢書「早稲田大学エウプラクシス叢書」(「エウプラクシス」は、ギリシャ語で「成功を収めた実績」の意味)により、出版経験の少ない研究者(博士学位取得後5年以内の研究者)に対して、単著として学術研究書を出版する機会を提供します。出版部の専門の編集者が入稿から刊行まで、原稿の完成に向けて支援する体制をつくっています。
いずれも、上製本のA5判とし、ページ数、字数等の詳細は募集要項に記載しています。
「書面審査」では、学内外の複数の専門審査員が、原稿と提出書類に基づく審査および評価を行います。専門審査員は、応募分野の研究者を中心に選定します。学位論文をベースにしている場合は、指導教員等の関係者を除き、公平性を確保します。
「書面審査」による評価点に、出版物としての市場性の観点から出版部の意見を加え、文化推進担当理事が最終的に採否を決定します。
委員会は、文化推進担当理事からの諮問を受けて、レベルの高い学術文化情報の発信、国際社会における本学のアカデミック・ステイタスの向上をめざして、この制度における学術研究書と学内外の優れた学術研究成果の応募促進のために審議します。
本制度の趣旨を生かすためには、優れた学術研究成果の応募が増えることが強く望まれます。本学常勤教員および本学における博士学位取得者、研究員など応募対象の皆様(募集要項をご参照ください)が、本制度の目的をご理解のうえ、奮ってご応募くださるようお願いします。
2025年度の募集に対する応募の際にお使いください。
年に2回の受付期間があります。余裕をもって、ご提出ください。
応募書類は、以下まで郵送等または学内便(利用可能な方)でご提出ください。
169-0071
東京都新宿区戸塚町1-103 早稲田STEP21 5階
早稲田大学文化推進部文化企画課
学術研究書出版制度担当あて
(お問い合わせ)
[email protected]
本学は、学術研究書出版制度を「研究教育の内容やその水準を直接体現する手段のひとつであり、大学にとって枢要な使命を担うと位置づけ、その充実が大学全体のアカデミック・ステイタスの維持・向上に直結する」と考えています。また、出版事業を学術情報発信の基盤と捉え、大学が直接関与することで使命を果たすことを学術研究書出版制度の趣旨としています。
この理念のもと、研究教育活動や多様な文化事業の成果を効果的に発信するため、早稲田大学文化推進部文化企画課は、株式会社早稲田大学出版部と連携して活動を進めています。これまでに刊行された出版物は、以下のリンクからご覧いただけます。
早稲田文化サイトは、本学の文化的資源・文化情報の発信基地として、文化推進部が運営しています。