天空の聖地・高野山でランチにおすすめのお店5選
1,200年前、弘法大師・空海が、和歌山県北部の1,000m級の山々に囲まれた山上盆地に開山した天空の聖地「高野山」。2004年には、熊野、吉野・大峯とともに、『紀伊山地の霊場と参詣道』としてユネスコの世界遺産に登録され、国内外より多くの観光客が訪れています。癒しと安らぎの聖地・高野山で素敵なランチの時間を楽しみませんか。
高野山料理 花菱
明治初期創業。総本山金剛峯寺御用達の高野山料理のお店。お昼の一番人気は、精進料理の「三鈷膳」(さんこぜん・2,640円)。名前の由来は、高野山壇上伽藍にある“三鈷の松”から。料理には、昆布だしをベースに干ぴょうや椎茸、煎り米からとる“精進だし”が使われています。三鈷膳は、なす田楽や、最高級吉野くずを丹精込めて練り上げたごま豆腐などに、豆乳のデザートがつくセットです。精進料理は健康食や長寿食としても人気。行列ができる人気店なので事前予約がおすすめです。
● 高野山料理 花菱
高野町高野山769
TEL:0736-56-2236
営業時間:11:00~LO18:00
※18:00以降の利用は前日までに予約を
定休日:不定休
駐車場:あり
中央食堂・さんぼう
千手院橋の交差点の北方あたり。こちらでは、「五味五色五法五禁」を守って作られる精進料理のメニューが9種類あり、1,100円~2,300円のリーズナブルな価格でラインナップ。「精進花篭弁当」は高野山の特産品である胡麻豆腐をはじめ、野菜の天ぷらなどの6品の料理や豆大豆ご飯が並び、2,300円でいただけます。以前にフランスの有名誌でも紹介されたこともあり、ヨーロッパからの外国人観光客も多いお店です。
● 中央食堂・さんぼう
高野町高野山722
TEL:0736-56-2345
営業時間:11:00~16:00
※売り切れ次第終了
定休日:不定休
駐車場:なし
つくも食堂
創業約50年。大門近くにあり、多くの地元民や参拝客に愛されているこちら。高知出身のおかみさんが実家の鰹節店から取り寄せている宗田節と、日高昆布のダシで一つ一つ丁寧に炊き上げる釜めしが評判です。お米は新潟産コシヒカリ。おこげを楽しみにしている常連さんも。「山菜釜めし」(1,400円)は、地元産のフキやワラビ、自家栽培のシイタケなど具だくさん。セットのお味噌汁もファンが多いです。「とり釜めし」も人気。持ち帰り(1,050円)もあり。
● つくも食堂
高野町高野山243
TEL:0736-56-2212
営業時間:10:00~16:00
定休日:木曜日
駐車場:あり
高野蕎麦 ここね 高野山本店
明治の日本建築の良い雰囲気を残す、町屋でいただける高野蕎麦。高野山の清らかな水を使って女将が丹精込めて打つ十割蕎麦と、和歌山の地産食材を生かした料理が評判です。小麦粉や保存料などの添加物は一切使わない自慢の蕎麦に、天ぷら盛り合わせや胡麻豆腐、そのときどきの旬の食材を駆使した前菜が付いたランチセットを4種提供(1,500円~2,600円)。紀州地酒も取りそろえているので、大人の休日を粋に過ごして。橋本市には「高野口駅前店」があり、こちらも趣き深い佇まいで、自慢の料理がいただけます。
● 高野蕎麦 ここね 高野山本店
高野町高野山262
TEL:090-6057-2138
営業時間:11:00~15:00 ※麺が売り切れ次第終了
定休日:月曜日~金曜日
駐車場:あり
角濱ごまとうふ総本舗
高野山の入り口「大門」近くにあるごまとうふ料理専門店。自慢の生ごまとうふを中心とした「金剛懐石」(1,900円)は、木の芽味噌や抹茶で味付けしたごまとうふのほかに、お造り、天ぷらが多彩に並び、高野山らしいランチタイムを楽しめます。カフェメニューには、黒蜜ときな粉がかけていただく「金のごまとうふ」をぜひ。テラス席に座り、聖地の清らかな空気を感じながらごまとうふの多彩な魅力に出合って。冬季限定の「豆雫鍋」は身も心も温めてくれるおすすめの一品。
● 角濱ごまとうふ総本舗
高野町高野山230
TEL:0736-26-8700
営業時間:9:30~17:00
定休日:不定休
駐車場:なし