2023年5月期決算のJ-REITの収益性について分析しました。・NAV倍率 5月のJ-REIT市場は、一進一退の動きになりました。前月末に東証REIT指数が年初来高値圏まで上昇したことから、月初は短期的な利益を確定する売りが優勢になりました。ただ、8日には米連邦準備理事会(FRB
J-REIT分析
2023年5月期決算J-REIT分析②安全性指標
2023年5月期決算のJ-REITの安全性について分析しました。・有利子負債利子率 平和不動産リート投資法人ではみなと銀行を新規招聘しているというレンダーからの信用力が高まっている投資法人もいる中で相変わらず低調なのが大江戸温泉リート投資法人です。B/Sを見ても長期
2023年5月期決算J-REIT分析①収益性指標
2023年5月期決算のJ-REITの収益性について分析しました。・NOI利回り NOI利回りのNOIは賃貸事業収入から賃貸事業費用を差し引き、減価償却費をプラスすることで算出しています。成績的にはオフィスビルの成績は芳しくないと言わざるを得ないのですが限定的ではあるものの
2023年4月期決算J-REIT分析③その他の分析
2023年4月期決算のJ-REITの収益性について分析しました。・NAV倍率 2023年4月期は米連邦準備理事会(FRB)が近く利上げを停止して、早期に利下げを開始するとの見方などから投資家心理が改善したことから、東証REIT指数は1,800ポイント台を回復し、月初は2月以来の高値ま
2023年4月期決算J-REIT分析②安全性指標
2023年4月期決算のJ-REITの安全性について分析しました。・有利子負債利子率 NTT都市開発リート投資法人を始め各投資法人はベースの戦略としては、借入期間の長期化、返済期限の平準化がトレンドとなっており各々それを継続しています。NTT都市開発の単独スポンサー化以降
2023年4月期決算J-REIT分析①収益性指標
2023年4月期決算のJ-REITの収益性について分析しました。・NOI利回り NOI利回りのNOIは賃貸事業収入から賃貸事業費用を差し引き、減価償却費をプラスすることで算出しています。 ケネディクス・オフィス投資法人はマーケットやテナントニーズを踏まえたリーシングや、1棟
2023年3月期決算J-REIT分析③その他の分析
2023年3月期決算のJ-REITのNAV倍率、含み益、稼働率の推移を見ていきます。・NAV倍率 2023年3月期はレンジでの動きの中、やや売りが優勢になりました。インフレ高止まりで米連邦準備理事会(FRB)の利上げが長引くとの観測が強まる中、米金利の高止まりを嫌気して売りに押さ
2023年3月期決算J-REIT分析②安全性指標
2023年3月期決算のJ-REITの安全性について分析しました。・有利子負債利子率 ジャパンリアルエステイト投資法人は5~8本目となるサステナビリティ・リンク・ローンでの調達を実施しサスティナビリティアピールが大きくなってきました。運用物件ではZEB認証に積極的で4棟の
2023年3月期決算J-REIT分析①収益性指標
2023年3月期決算のJ-REITの収益性について分析しました。・NOI利回り NOI利回りのNOIは賃貸事業収入から賃貸事業費用を差し引き、減価償却費をプラスすることで算出しています。エネルギー価格変動に伴う電気料金の動向は、テナントに上手く転嫁できている投資法人もあり
2023年2月期決算J-REIT分析③その他の分析
2023年2月期決算のJ-REITのNAV倍率、含み益、稼働率の推移を見ていきます。・NAV倍率 2023年2月はレンジでの動きの中、やや上値の重い展開が続きました。長期金利の上昇は重しになったものの、値ごろ感からの買いも入り、一進一退の動きが続いていましたが、その後は日銀
2023年2月期決算J-REIT分析②安全性指標
2023年2月期決算のJ-REITの安全性について分析しました。・有利子負債利子率 有利子負債利子率は各投資法人とも引き続き減少傾向です。返済期限の分散化でCFを安定させようという動きが今のトレンドとなっています。金利よりもキャッシュの安全性を図ることが焦点となって
2023年2月期決算J-REIT分析①収益性指標
2023年2月期決算のJ-REITの収益性について分析しました。・NOI利回り NOI利回りのNOIは賃貸事業収入から賃貸事業費用を差し引き、減価償却費をプラスすることで算出しています。オリックス不動産投資法人は空室区画の埋め戻しは、稼働重視のリーシングを行ったことで好転