弥山・八経ヶ岳 | 天川村公式サイト(奈良県) 観光ページ
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弥山・八経ヶ岳

みせん・はっきょうがたけ

日本百名山で紹介されている大峯山は、山上ヶ岳から南の弥山(みせん)(1895m)・八経ヶ岳(はっきょうがたけ)(1915m)を含む山全体をさし、中でも八経ヶ岳(別名仏教ヶ岳、八剣山)は、近畿最高峰です。付近は、トウヒ、シラベ(シラビソ)の原生林につつまれ、7月初旬にはオオヤマレンゲ(国指定天然記念物)が咲きみだれ、大峯山系の自然美を満喫することが出来ます。  視界が良好なときは夜明けに富士山を遠望することができ、夜になると大阪湾や神戸の夜景、南では熊野灘を行き交う船が見えます。  天河大辨財天社の奥宮が祭祀されている弥山は、命の源である水の神として古くから神聖な場所とされています。弥山とは仏教の世界観を表した須弥山から名付けられ、大峯の中心的山岳です。  4月下旬から11月中旬は管理人の在中する弥山小屋が営業されています。(予約のある日のみ在中のため要予約)小屋横にはチップ制の公衆トイレがあります。

コースなどの情報は天川村職員が実際に歩いた「ヤマップ」記録でご確認ください

※登山の際はあらかじめヤマップで地図をダウンロードし、コースや自分の位置を確認しながら、安全にお楽しみください。

※登山コースの内、弥山川沿いに狼平に出る「弥山川遡行コース」は大峯の山を楽しめるコースではありますが、一般の登山道とは違い、手足を使って岩をよじ登る場所が多く、沢沿いであるため、登山道も断片的で道の状態は常に変化しています。遭難や滑落が多く、また気力と体力と登山技術が必要になります。初心者の方はご遠慮ください。

※八経ヶ岳から弥山側の鞍部には、国指定天然記念物のオオヤマレンゲをニホンジカの食害から守るための防護柵を設置しています。登山道に取り付けられている出入口を開けた際には、鹿が中に入らないように必ず閉めてください。

アクセス

「川合八経ヶ岳コース」は奈良交通バス天川川合下車。
最短ルートの行者還トンネル西口から登る「八経ヶ岳登山コース」は国道309号沿い、行者還トンネル西口に駐車場があります(有料)。
行者還トンネルへは道幅が狭く、途中の白倉トンネルは高さ2.6m・長さ7mの制限があります。また国道309号は大川口から上北山村西原まで冬期通行止めとなります。
「弥山川遡行コース」は国道309号沿いの熊谷(熊渡)から登ります。

ヤマップ利用方法

※地図を検索する際は、「山上ヶ岳」もしくは「稲村ヶ岳」と検索して出てくる「大普賢岳・山上ヶ岳・稲村ヶ岳」の地図、もしくは「八経ヶ岳」と検索して地図上の八経ヶ岳の位置にある吹き出しの山マークを押すと出てくる「八経ヶ岳」の地図を使用してください。

弥山・八経ヶ岳にお越しの際はこちらをご利用ください

弥山小屋

弥山山頂にある山小屋で4月下旬〜11月中旬まで営業。近畿最高峰八経ヶ岳登山や大峯奥駈道縦走にご利用ください。

電話:090-2223-1332

要予約・冬季休業

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