能登半島地震に対する支援活動 | 服のチカラを、社会のチカラに。 UNIQLO Sustainability

DISASTER RECOVERY
ASSISTANCE

NOTO PENINSULA EARTHQUAKE
(EMERGENCY ASSISTANCE)

能登半島地震に対する支援活動

令和6年能登半島地震
被災地への支援について

令和6年能登半島地震により被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。被災地などで救助や生活再建に尽力されている方々へ敬意を表するとともに、皆様の安全と一日も早い復興をお祈り申し上げます。避難者数13,535人(避難所数523箇所)、人的被害合計1,532人、住家被害合計41,479棟※の被害をもたらしたこの度の地震に際し、ユニクロとジーユーを展開するファーストリテイリングは、被害に遭われた地域の皆様へユニクロとジーユーの商品計10万点をご用意し、計1億円を被災地の緊急支援に携わる支援団体へ寄付いたしました。

※内閣府防災情報(2月8日14時時点)

衣料支援(2024年3月1日時点)

1月1日の地震発生直後から、衣料支援に向けた在庫の確保などの準備を進め、ユニクロとジーユーの商品(ヒートテック・スタイルヒートなどの肌着類や、ウルトラライトダウンなどの防寒着類)計10万点を用意。被災地のユニクロ店舗スタッフからの申し出を受け、1月4日に、石川県七尾市へ計4,433点、同月5日に、認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパンを通じて、珠洲市へ計1,200点をお届けしました。その後、下記の表の通り活動を継続し、自治体や支援団体などへ支援衣料を寄贈いたしました。さらに、行政・自治体や支援団体へ割引価格にて販売、支援活動にお役立ていただいております。

寄贈 販売※1
石川県 684 15,000 15,684
七尾市 20,976 20,976
輪島市 39,558 100 39,658
珠洲市 13,806 13,806
能登町 9,022 9,022
穴水町 425 330 755
新潟市 75 75
広島県 24 24
白山市
(カタリバ※2)
2,224 3,775 5,999
カタリバ※3 2,860 16,149 19,009
合計 89,630 35,378 125,008
石川県 七尾市 輪島市 珠洲市 能登町 穴水町 新潟市 広島県 白山市
(カタリバ※2)
カタリバ※3 合計
寄贈 684 20,976 39,558 13,806 9,022 425 75 2,224 2,860 89,630
販売※1 15,000 100 330 24 3,775 16,149 35,378
15,684 20,976 39,658 13,806 9,022 755 75 24 5,999 19,009 125,008
  • ※1 行政・自治体や支援団体の要請に応じて、当社法人割引を適用しお届けしたものもございます。
  • ※2 能登地方から集団避難される学生へ。
  • ※3 珠洲市、輪島市、能登町、穴水町で自宅避難されている学生へ。
  • ※認定特定非営利活動法人カタリバ(本部:東京都杉並区、代表理事:今村久美)は、子ども一人ひとりの状況やニーズに合わせ衣類・衛生用品・学用品などを詰め合わせた「子ども応援パーソナルボックス」を自治体や企業と連携して届ける「MY Boxプロジェクト」を開始。珠洲市、輪島市、能登町、穴水町の小中学生に提供しました。
金沢市

金沢市

輪島行き

輪島行き

ピースウィンズ 珠洲

ピースウィンズ 珠洲

カタリバ

カタリバ

支援金の使い道

株式会社ファーストリテイリングとして、計1億円を被災地の緊急支援に携わる認定NPO法人ADRA Japan、認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパン、公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンへ寄付いたしました。

認定NPO法人ADRA Japan

認定NPO法人ADRA Japan
による生活物資の支援や、移動カフェと足湯ボランティア派遣

発災直後から情報収集を開始、関係各所と連絡を取りながら、迅速な支援を開始できるよう準備を行いました。これまでに、富山県内の避難所調査、石川県穴水町でのシャワー提供、物資支援、石川県七尾市での移動カフェと足湯の実施、ボランティア派遣、物資支援や避難所環境改善等を行いました。今後は、穴水町での新たな支援も準備しており、七尾市内では継続的に移動カフェと足湯を行っていく予定です。住民の方々は突然の災害により不安を抱えており、未だ断水が続くなど不便な生活を送る中で疲弊しています。ADRAでは、少しでも不安を軽減し、心身共に安定していただけるようお手伝いをしていきます。

認定NPO法人 ADRA Japan(アドラ・ジャパン)

ADRA(アドラ)は世界約120カ国に支部を持つ世界最大規模のNGOです。「ひとつの命から世界を変える」をモットーに、皆さまからの温かいご支援のもと、紛争・災害被災地や途上国において一人ひとりに寄り添う活動に取り組んでいます。日本国内では、阪神淡路大震災での支援活動を始めとし、毎年起きてしまう災害によって被災された方々の支援に取り組み、平時の防災減災の活動も行っています。

認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパン

認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパン
による生活・衣料物資の輸送、捜索救助活動の支援

1月1日の出動以来、石川県珠洲市を拠点に、捜索救助、医療、物資等の支援活動を展開してきました。陸路でのアクセスが難しい奥能登地域に対し、ヘリコプターや船舶も駆使して支援にあたり、ヘリコプターを用いた患者搬送や医療スタッフ・医薬品の孤立集落への輸送、また、船舶による物資のピストン輸送に取り組みました。物資支援においては、避難所単位での物資提供と並行して、在宅避難者を主な対象とする定期配布の場を設け、生活用品や食料品等の必要な物資を広く避難者の方々に届けています。車中泊や在宅避難をされていたペット連れ避難者も多かったことから、県外の保護施設でのペットの一時預かり、ペット連れ避難者専用の市内避難所の新規開設、そして、日中不在となる方々のために「わんにゃんデイケアハウス珠洲」を運営し、地域の復興と生活再建を後押ししています。

認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパン

ピースウィンズ・ジャパンは、国内外で自然災害、あるいは紛争や貧困など人為的な要因による人道危機や生活の危機にさらされた人びとを支援する日本発祥の国際NGOです。大西健丞により1996年に設立され、これまでに39の国と地域で活動。社会課題の最前線で解決に全力を尽くす、ソーシャルイノベーション・プラットフォームとして挑戦を続けています。

公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン

公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
による子ども支援活動

石川県七尾市内の避難所等へ、遊び道具や水の要らないシャンプーなどの衛生用品が入った「緊急子ども用キット」を届け、県内の子ども関連団体から支援ニーズなどの聞き取りを行いました。また、避難所となっている体育館に、子どもたちが安心・安全に過ごせる「こどもひろば」を開設。その他、緊急時の子どもたちの心のケア「子どものための心理的応急処置」に関する研修や情報提供も行なっています。

公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン

1919年に英国にて創設。子どもの権利のパイオニアとして、すべての子どもにとって、生きる・育つ・守られる・参加する「子どもの権利」が実現されている世界を目指し、現在、世界約120カ国で子ども支援活動を展開する国際NGOです。日本では1986年にセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンが設立され、国内では子どもの貧困問題や防災・緊急支援などに取り組んでいます。

UPDATED / 2024.03.22

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