文化社会学部北欧学科では2月10、11日に、スウェーデンに本社のある自動車会社「ボルボ・カー・コーポレーション」の日本法人「ボルボ・カー・ジャパン」でのインターンシッププログラムを実施しました。本学科の学生たちが北欧にルーツを持つ企業の理念や働き方などを実践的に学ぶ機会として昨年度から実施しているもので、今回は4名が参加しました。
初日はオンラインで同社の歴史や理念などを学ぶプログラムを受講。北欧諸国に共通する「人間中心」の視点に立つ同社の理念や安全技術、ブランドイメージに基づく事業展開について講義を受け、ブランド戦略をテーマにしたグループワークにも挑戦しました。2日目には同社が運営する「ボルボスタジオ青山」で実務研修を実施。最初に仲間と連携して挑戦することの大切さを学ぶことを目的に、新聞紙をできるだけ高く積み上げるグループワークを行ったのち、接客などを体験。同社の社員との意見交換を通じて接客の際に重視すべきポイントや顧客との信頼関係の重要性などについても学びました。
参加した学生からは、「これから就職活動に取り組むうえで、自分に足りない部分や自分の志向を見極めることができました。また、企業のブランドをつくるのはそこで働く人たちであり、ブランドを守るためには常に自らを高めていく必要があることも学びました」「講義と実践を通して、同社が手掛けているビジネスをより深く理解できただけでなく、失敗から学ぶことの大切さを体験できる充実した研修でした」といった声が聞かれました。