経営学部経営学科(政治経済学部経営学科※)のアルマズヤッド・オスマン講師の研究室がこのほど、5月28、29日に神奈川県足柄上郡のウェルキャンプ西丹沢で行ったキャンプの様子を動画にまとめてYouTubeで公開しました。オスマン講師の研究室では学生たちを「企画・実行チーム」「知識創造チーム」「メディアチーム」「デザインチーム」に分け、経営学の全体像を学んでもらうよう設計しています。1セメスターごとにメンバーを入れ替え、2年間ですべてのチームを経験できるように運営しています。
キャンプは、2021年度に着任したオスマン講師研究室1期生の親睦を深めようと「企画・実行チーム」のメンバーが中心となって場所の選定やスケジュールの調整、当日の運営を担いました。現地では、各自の持ち場でテントを張り、森へ散策に行ったり、サウナや川遊びを楽しんだり、オスマン講師の母国・サウジアラビアの料理を作ったりと、大自然に囲まれたキャンプ場ならではの時間を過ごし、夜には焚き火を囲んで話に花を咲かせました。オスマン講師は、「座学では学べないマネジメントを体験することで、プロジェクトの考え方を身につけ、企画立案や実行力、チームワークの大切さ、リーダーシップの取り方や人材管理を学んでほしいと考えています」と語ります。学生たちは、「ただキャンプを楽しむだけでなく、グループの中での自分の役割を意識した行動をするようになりました」「予定管理やチームメンバーの性格を考慮した仕事配分の大変さを学びました」と口々に感想を話していました。
動画の撮影・編集に携わった長谷川涼太さん(3年次生)は、「美しい風景やサウジアラビア料理など、他では経験できない場面を見てほしいと思い撮影しました。“真に学べるものは教室ではなく外にある”というオスマン先生の言葉通り、キャンプや動画制作で得るものは多かった」とコメント。岩井寛乃さん(同)は、「これからゼミを選ぶ後輩たちにゼミの魅力を伝えるとともに、ゼミの活動のアーカイブとしても残していきたい」と語りました。
※東海大学政治経済学部は2022年4月から政治経済学部と経営学部の2学部に改編され、経営学科は経営学部を構成する学科となりました