「2020年度研究交流会」における各賞が決定しました

研究推進部が昨年12月12日にオンラインで開催した「2020年度研究交流会“Withコロナにおける新たな研究活動の創出”」における「テーマ別研究発表」と「Research ART」の各賞受賞者が決定しました。研究交流会は、総合大学の強みを生かし、理工系や文系、医学系など幅広い分野の研究者による共同研究の促進などを目的として、2015年度から開催しています。

今年度は新型コロナウイルス感染症拡大の影響によりグループウェア「Teams」を利用しオンラインで開催。新型コロナウイルス研究に関する「特別講演」、「テーマ別研究発表・情報交換会」、「Research ART」及び「全体情報交換会(Spatial Chat利用)」の企画を実施しました。「テーマ別研究発表・情報交換会」では、「コロナウイルス関連の研究」「生物・農学関連の研究」「ICT・AI関連の研究」「異分野融合による研究推進」「スポーツ科学の研究」「ドローンに係わる研究」「クラウドファンディングに挑戦してみたい研究」のテーマごとに会議を設定し、研究者が自身の研究内容を発表しました。また、「Research ART」では研究内容を1枚の静止画で表現した作品を募集し、当日は作品の概要が応募者から発表されました。

これら2つの企画においては、研究ポスターや研究発表、応募作品に対し研究交流会参加者(学生や教職員ら)からの投票(「いいね!」)を受け付け、以下のとおり各賞が決定しました。

◇テーマ別研究発表
【優秀賞】
文化社会学部アジア学科 山花京子准教授
テーマ:クラウドファンディングに挑戦してみたい研究
演題:「トト神を救え! 古代エジプトの神像修復プロジェクト」

大学院生物学研究科1年 佐藤眞士さん
テーマ:生物・農学関連の研究
演題:「食餌性肥満は『睡眠の質』を低下させる」

医学部医学科基礎医学系 椎名隆教授
テーマ:生物・農学関連の研究
演題:「テトロドトキシンがフグの消化プロセスに寄与する分子機序の解明」

【入賞】
医学部医学科基礎医学系 中川草講師
テーマ:コロナウイルス関連の研究
演題:「新型コロナウイルスのゲノム進化研究」

生物学部海洋生物科学科 北夕紀准教授
テーマ:ICT・AI関連の研究
演題:「人工知能 (Artificial Intelligence) Labellioを用いたカマイルカ個体識別法の開発」

大学院総合理工学研究科3年 竹村郁哉さん
テーマ:異分野融合による研究推進
演題:「液体の蒸発と凝縮を利用した熱音響エンジンに関する研究」

大学院体育学研究科1年 清水幹弥さん
テーマ:スポーツ科学の研究
演題:「バドミントン競技経験者と未経験者のスマッシュ動作の違い」

文学部文明学科 吉田晃章准教授
テーマ:ドローンに係わる研究
演題:「ドローンを使用した先スペイン期メキシコ西部の岩絵群と遺跡調査」

◇Research ART
【学長賞】
工学部電気電子工学科4年 木地耀大さん
作品名:「大気圧プラズマジェット照射された鉛板表面に出来た模様」

【副学長賞】
大学院総合理工学研究科3年 竹村郁哉さん
作品名:「Illumination Smoke」

【研究推進部長賞】
文化社会学部アジア学科 山花京子准教授
作品名:「古代エジプトの神からのお告げ」

【伊勢原研究推進部長賞】
農学部応用植物科学科 星良和教授
作品名:「希少種の宝庫」