東海大学［札幌キャンパス］国際文化学部デザイン文化学科では、2月15日（木）から18日（日）までの期間、札幌市民ギャラリーにおいて「Zoomed 2023年度 卒業研究作品展」を開催いたします。
本作品展は、卒業を控えた同学科の4年次生が、1年をかけて取り組んだ卒業研究作品を、多くの皆さまにご覧いただこうと企画したものです。現4年次生は新型コロナウイルスによって日常が変わり始めた頃、本学に入学しました。混乱の中、学生らを繋いでいたのはオンラインツールでした。タイトルの「Zoomed」には、オンラインならではの環境下で培われた技術・知識をもとに制作した作品をズームして観ていただきたいという想いが込められております。
会期中は、「プロダクトデザイン系」「グラフィックデザイン系」「メディアデザイン」「建築系」の４系統で個性豊かな作品６0点を展示します。
キービジュアル担当 渡邉愛梨さん(国際文化学部デザイン文化学科4年次生)
「１～2年次生の時はほぼ全ての授業がオンライン。対面で先生や同級生に会えない時期がありましたが、3年次生になってからはそのブランクを取り戻すように、授業や課外活動に貪欲に取り組みました。私はキービジュアル担当として、ポスターやフライヤーを作成しました。自身や同級生のオンライン学生生活に対する想いを試行錯誤の上、表現しました。せっかく仲良くなった友人との別れが近づいてきたことは悲しいですが、それぞれの集大成といえる作品が多数展示されますので、是非多くの方々に見に来ていただきたいです」
副リーダー・作品集編集担当 安藤里さん(国際文化学部デザイン文化学科4年次生)
「私たち3年次生はオンラインに育てられたと言っても過言がない世代だと思います。作品集もオンラインの世界観が伝わるようデザインしましたので、是非ご覧になっていただきたいです。想いはそれぞれですが、この4年間で感じたこと、経験したこと、得たもの、たくさん詰まった作品展になっています。皆様是非お越しください」
本学では、総合学園としてのリソースを活用し、集いと交流をとおして教育・研究の成果を広く社会に還元し、よりよい地域社会づくりに貢献したいと考えています。本学科の学生による卒業研究作品展も、そうした本学の考え方を体現する取り組みに位置付けられるものです。
■開催概要
会期 ： 2024年2月15日（木）～18日（日）10:00~18:00(最終日は16:00まで)
会場 ： 札幌市民ギャラリー1階第3展示室(最寄り駅 地下鉄バスセンター前駅)
入場料 ： 無料（事前申込不要）
