農学部および農学研究科では、6月5日に、インドネシアの協定校であるIPB University(ボゴール農科大学)から来日し、阿蘇くまもと臨空キャンパスで約1ヶ月間研究留学中の交換教員ダセ・フナエフィ博士(Dr. Dase Hunaefi)による研究成果発表会を開催しました。
これは、本学とIPB Universityの協定校交換留学プログラムの一環として実施されたものです。当日は、対面とウェブ配信のハイブリッド形式で実施され、学生と教職員約20名が参加しました。発表はセミナー形式で行われ、以下の内容が発表されました。
▶「インドネシアのさまざまな白茶の抗酸化活性」(Antioxidant Activities of Various White Teas in Indonesia)
ダセ・フナエフィ博士(Dr. Dase Hunaefi)
ボゴール農科大学食品科学技術学部(Department of Food Science and Technology, IPB University)
農学部食生命科学科(旧バイオサイエンス学科)の食品機能科学研究室(安田伸教授)において、インドネシア産白茶のポリフェノール含量と抗酸化作用の比較を目的とした食品科学の研究に従事しました。
受入教員による司会進行のもとで、研究内容や研究背景等についての英語での質疑が行われました。発表終了後には、研究留学の修了証書が大学院農学研究科長の小野政輝教授から手渡されました。
また、本成果発表会は農学研究科および農学部における研究や研究指導の向上を目的としたFD研修や教育・研究の支援を含むSD研修の一環としても実施されました。そのため、大学院FD担当の樫村敦准教授の進行のもと、研究留学前の準備状況や留学時の指導方法について教員同士で情報交換が行われました。