品川キャンパスの硬式テニス部がボランティア活動に関する意見交換と地域の子どもたちとの交流活動に参加しました

品川キャンパスで活動する硬式テニス部の学生が9月6日に、本キャンパスで行われたスポーツを通したボランティア活動の意見交換会に参加しました。サッカー元U22日本代表で現在は台湾のサッカーリーグで活躍する一柳夢吾選手らが中心となり、日本と台湾との交流促進活動やスポーツを通した地域のボランティア活動に取り組む団体「PRØJECT ONE」が主催したものです。同団体シニアディレクターの田口優樹さんの進行で、岡澤康星さん(情報通信学部4年次生)と中央大学学友会サッカー部事業本部の都文音さんが、スポーツを通じた子どもたちとの交流イベントなどについて互いの経験談を語り、意見を交わしました。

岡澤さんは、地域の子どもたち向けに「高輪子ども中高生プラザ(TAP)」との連携で実施しているテニス教室での経験を振り返り、「活動を継続するうちに関わる人が増えてきて、やりたいことが変化し、とても楽しく感じています。子どもたちにテニスを教えていると、逆にこちらの学びも多く、保護者など多様な世代の人たちと交流を持って自分の世界が広がったと思います。この経験を後輩たちにも伝えられれば」と話しました。田口さんは、「スポーツを通して地域の活性化や交流などに関心のある学生たちを、大学や地域を越えて繋いでゆくプラットフォーマーのような存在でありたいと思います」と今後の活動の展望を話しました。

その後、本キャンパスの近くにある港区立高輪児童館に移動して、10月1日に開催される港区児童施設ドッジボール選手権大会に向けて練習を積んでいる子どもたちを相手に、実戦形式の練習に参加。硬式テニス部の高石脩矢さん(情報通信学部4年次生)も加わり、強豪チームの子どもたちと真剣勝負を楽しみました。巧みなボールさばきに翻弄されていた高石さんは、「普段は研究室にこもることも多いのでいい刺激を受けました。地域の子どもたちとは工作教室などでも交流しているので、東海大の認知度が上がってきているのがうれしい」と手応えを語りました。同部顧問の佐藤弘幸准教授(情報通信学部)は、「大学の枠を超えた交流や地域貢献活動には授業では得られない学びがあります。学生たちには継続して地域との交流に取り組んでほしい」と話しました。