各種アンケート

卒業にあたってのアンケート

このアンケートは、3月卒業予定の全学部の第8セメスター以上の在学生(ただし、医学部については6年次生)を対象とし、東海大学で何が身についたか、設置、施設についての改善要望、卒業後の進路についての満足度、そのほか具体的な改善案などについて調査し、各方面での改善に役立てるためのアンケートです。回答結果は、個人が特定されないよう集計されます。

2023年度「卒業にあたってのアンケート」実施結果 (掲載日:2024年6月4日)

キャンパスライフセンター(キャンパスライフ担当)では、2005年度より「卒業にあたってのアンケート」を実施し、“卒業時の満足度”や、“在学時の活動によって身についた能力(成長実感)”など、学生アンケートを用い調査を行っています。2023年度はWeb上で実施し、3,002名の回答があり、回答率52.2%となりました。
2023年度「卒業にあたってのアンケート」設問項目
※2020年度までは教育支援センター、2021年度~2023年度はスチューデントアチーブメントセンターが担当

アンケート実施結果は以下のとおりです。

1.身についた能力および諸活動との関連(設問1) ※複数回答可
 入学時と比較して身についたと考える能力や態度・志向性のうち、「➀知識・理解」は「授業(主専攻科目)」で身についたとの選択がもっとも多く、次いで「卒業論文・研究・製作、ゼミ」が選択されている。その他の能力では、すべて「卒業論文・研究・製作、ゼミ」で身についたとの選択がもっとも多く、大学教員との密な関わりの中で学生が成長実感を持つことが改めて確認できた。
 また、多くの能力において「就職・進学活動(インターン等)」で身についたとの選択が20~30%程度あり、就職活動が学生の成長にも貢献していることがわかる。就職活動が授業運営に与える影響は無視できないが、学生が成長する機会のひとつとして、大学としても向き合わねばならない。

1)専門的な知識・技術や幅広い教養(知識・理解)

2)自らが取り組むべき課題を探求する力(自ら考える力)

3)他の人と協力して作業をする力(集い力)

4)どんなことにも積極的に取り組む姿勢(挑み力)

5)自分で目標を設定して、最後まで成し遂げる姿勢(成し遂げ力)

6)社会の変化に合わせて改善する力(態度・志向性)

7)コミュニケーション能力

2.入学満足度(設問4)の経年比較
 入学満足度について、「とても思う」「思う」を選択した学生が61%と、昨年を若干下回る残念な結果となった。コロナ禍で入学式なども中止され、期待した学生生活を過ごせない状況が続いたことも原因と考えられる。どのような環境になっても、入学時に友人関係を作る機会を提供できるよう改善したい。

3.進路満足度(設問6)の経年比較
 卒業後の進路について、「とても満足」「満足」を選択した学生が71.9%と昨年を上回る嬉しい結果となった。昨今の就職環境から考えれば、大学としては就職率よりも「進路満足度」を成果の指標とすべきである。さらなる満足度向上のために、より早期から、より多様な進路に対する支援を検討したい。

<過去の「卒業にあたってのアンケート」一覧>


卒業・修了生に対するキャリア教育アンケート

現代社会において企業・団体等の活動は大きく時代にあわせて変化を続けており、技術革新・環境対応・市場範囲の拡大・DX化など様々な課題に取り組んでおります。大学においても大学設置基準の改正を経て「社会的及び職業的自立を図るために必要な能力を培うための体制」が義務化され、社会人に必要な素養を身につけさせる取り組みをしております。本学としては、昨年度に卒業し社会人として活躍している卒業生・修了生にキャリア教育に関するアンケートを行い、本学のキャリア教育の改善に役立てるご意見を伺っております。回答結果は、学内でも個人名が特定されないよう集計されています。

2023年度「卒業生・修了生へのキャリア教育アンケート」実施結果(掲載日:2024年3月1日)

東海大学学長室(キャリア就職担当)では、 2023年3月に卒業・修了し、進路決定届で「就職」を選択し、かつ、卒後3年以内のアンケートにメールアドレスを活用することを同意してくれた卒業・修了生(3,599名)に対して、本学のキャリア教育の改善に役立てるためにアンケートを実施しました。その結果、546名よりご回答をいただくことができました。回答率は15.1%となります。

2023年度「卒業生・修了生へのキャリア教育アンケート」設問項目

主なポイントとなるアンケート結果概要

 

企業・団体等への採用学生アンケート

現代社会において企業・団体等の活動は大きく時代にあわせて変化を続けており、技術革新・環境対応・市場範囲の拡大・DX化など様々な課題に取り組んでおります。大学においても大学設置基準の改正を経て「社会的及び職業的自立を図るために必要な能力を培うための体制」が義務化され、本学でも毎年改善に組んでおります。若手人材を世の中へ輩出する本学としては、キャリア教育に必要な現況を把握するため、過去5年以内に本学学生の採用実績がある企業・団体等を中心にアンケートを行い、キャリア教育の改善に役立てるご意見を伺っております。回答結果は、学内でも企業・団体等名称が特定されないよう集計されています。

2023年度「企業・団体等への採用学生アンケート」実施結果(掲載日:2024年3月1日)

東海大学学長室(キャリア就職担当)では、2018年度~2022年度まで本学の学生を採用いただいた実績のある580社の企業・団体等の人事・採用担当者に対して、本学のキャリア教育の改善に役立てるためにアンケートを実施しました。その結果、235社よりご回答をいただくことができました。回答率は40%となります。

2023年度「企業・団体等への採用学生アンケート」設問項目

主なポイントとなるアンケート結果概要