食品栄養科学部の中山勉客員教授が、2月29日にクーポール会館(静岡市葵区)で開催された「第39回茶学術研究会講演会」において、令和5年度茶学術顕彰を授与されました。本賞は、茶に係る優れた学術研究成果をあげた研究者に贈られるものです。
<受賞研究タイトル>
「茶ポリフェノールと生体分子間の相互作用」
<研究の概要>
中山客員教授は、緑茶や紅茶に含まれるポリフェノールの機能発現において、リン脂質膜やタンパク質との分子間相互作用の重要性に着目し、新たな観点から作用機構を明らかにすることで、緑茶や紅茶の生理機能の解明および本分野の活性化に大きく貢献しました。また、平成21年から25年にかけて、科学技術振興機構 静岡県・静岡市地域結集型研究開発プログラム「静岡発 世界を結ぶ新世代茶飲料と素材の開発」の代表研究者として、茶の活用による地域経済発展の基盤づくりにも貢献され、茶学術顕彰を授与するに相応しいと評価されました。
また、食品栄養科学部食品生命科学科食品衛生学研究室4年の平井萌さんが、同講演会において、奨励賞を受賞しました。この賞は優秀な口頭発表を行った学生または若い研究者に対し贈られるものです。
<演題>
「食中毒菌由来病原因子および膜小胞に対するカテキンとカフェインの影響」
平井萌、大浦由起乃、島村裕子、増田修一
<受賞研究タイトル>
「茶ポリフェノールと生体分子間の相互作用」
<研究の概要>
中山客員教授は、緑茶や紅茶に含まれるポリフェノールの機能発現において、リン脂質膜やタンパク質との分子間相互作用の重要性に着目し、新たな観点から作用機構を明らかにすることで、緑茶や紅茶の生理機能の解明および本分野の活性化に大きく貢献しました。また、平成21年から25年にかけて、科学技術振興機構 静岡県・静岡市地域結集型研究開発プログラム「静岡発 世界を結ぶ新世代茶飲料と素材の開発」の代表研究者として、茶の活用による地域経済発展の基盤づくりにも貢献され、茶学術顕彰を授与するに相応しいと評価されました。
また、食品栄養科学部食品生命科学科食品衛生学研究室4年の平井萌さんが、同講演会において、奨励賞を受賞しました。この賞は優秀な口頭発表を行った学生または若い研究者に対し贈られるものです。
<演題>
「食中毒菌由来病原因子および膜小胞に対するカテキンとカフェインの影響」
平井萌、大浦由起乃、島村裕子、増田修一
茶学術顕彰を受賞した中山客員教授(右)
奨励賞を受賞した平井さん
【関連リンク】
公益社団法人静岡県茶業会議所
https://shizuoka-cha.com/(外部サイトへリンク)
食品衛生学研究室
https://dfns.u-shizuoka-ken.ac.jp/labs/foodhygn/(研究室サイトへリンク)
(2024年3月5日)
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https://shizuoka-cha.com/(外部サイトへリンク)
食品衛生学研究室
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(2024年3月5日)