大学院経営情報イノベーション研究科附属ツーリズム研究センター開所記念講演会を開催
10月10日、大学院経営情報イノベーション研究科附属ツーリズム研究センターが、開所を記念した講演会をオンラインにより開催しました。
冒頭の主催者挨拶では八木健祥センター長が、コロナ禍のもとでの開所となった本センターについて、「荒波の中に舟を漕ぎだした形となったが、ウィズコロナの時代の新しい観光を模索し、産学官とも連携を図りながら、静岡県観光の振興に貢献していきたい」と語りました。
講演会の講師には株式会社マーケティングボイス代表取締役の鶴本浩司氏をお迎えし、「観光デジタルマーケティング基礎から実践まで」と題し、観光デジタルマーケティングをどう活用していけばいいのかについてお話しいただきました。
本題に入る前に「今起きていること、今後起きること」についての話がありました。これまで「おもてなし」とされていたことが、不要なものとしてとらえられることも生じており、ニューノーマルな「おもてなし」のあり方を考える機会にする必要がある点や、在宅勤務が浸透し、働く場所は問わないということが周知されたことにより、ワーケーションが加速していくだろうといった点などについて、実例なども交えながら紹介されました。
デジタルマーケティングについては、考え方はとてもシンプルであり、①コンテンツ(お店)と②トラフィック(お客様)の2つをしっかりカバーすることで成功する。地名検索は当たり前で、自分たちがどういう言葉で検索されたいかをしっかり考えることが重要である。タビマエ・タビナカ・タビアトのなかで現在は「タビナカ」の重要性が大きくなっており、タビナカの旅行者にどのようにサービスを提供するかを考える必要がある。今後欠かすことができないSNSは、ターゲット市場にあった活用法を検討する。など、データやプロモーション動画も提示いただきながら、分かりやすく説明いただきました。
旅行会社への就職を希望する学生からは「今後、観光業界は盛り返すことが可能か」といった質問も出され、「課題解決をしてくれる存在として旅行会社の役割も変わるのではないか」と回答いただくなど、質疑応答も活発に行われました。
冒頭の主催者挨拶では八木健祥センター長が、コロナ禍のもとでの開所となった本センターについて、「荒波の中に舟を漕ぎだした形となったが、ウィズコロナの時代の新しい観光を模索し、産学官とも連携を図りながら、静岡県観光の振興に貢献していきたい」と語りました。
講演会の講師には株式会社マーケティングボイス代表取締役の鶴本浩司氏をお迎えし、「観光デジタルマーケティング基礎から実践まで」と題し、観光デジタルマーケティングをどう活用していけばいいのかについてお話しいただきました。
本題に入る前に「今起きていること、今後起きること」についての話がありました。これまで「おもてなし」とされていたことが、不要なものとしてとらえられることも生じており、ニューノーマルな「おもてなし」のあり方を考える機会にする必要がある点や、在宅勤務が浸透し、働く場所は問わないということが周知されたことにより、ワーケーションが加速していくだろうといった点などについて、実例なども交えながら紹介されました。
デジタルマーケティングについては、考え方はとてもシンプルであり、①コンテンツ(お店)と②トラフィック(お客様)の2つをしっかりカバーすることで成功する。地名検索は当たり前で、自分たちがどういう言葉で検索されたいかをしっかり考えることが重要である。タビマエ・タビナカ・タビアトのなかで現在は「タビナカ」の重要性が大きくなっており、タビナカの旅行者にどのようにサービスを提供するかを考える必要がある。今後欠かすことができないSNSは、ターゲット市場にあった活用法を検討する。など、データやプロモーション動画も提示いただきながら、分かりやすく説明いただきました。
旅行会社への就職を希望する学生からは「今後、観光業界は盛り返すことが可能か」といった質問も出され、「課題解決をしてくれる存在として旅行会社の役割も変わるのではないか」と回答いただくなど、質疑応答も活発に行われました。
講演する鶴本氏
(2020年10月14日)