本学府の中には、薬学領域の研究・教育を推進する薬科学専攻、薬学専攻(新設4年コース)、食品栄養科学・環境科学を中軸とする食品栄養科学専攻、環境科学専攻、そして薬学と食品栄養科学の融合領域研究を推進する薬食生命科学専攻があります。
これまでこれらの専攻は、大学院薬学研究科および生活健康科学研究科において、各々の領域における研究を発展させるとともに、お互いに協力しながら世界に先駆けて、「薬食同源」「食薬融合」を共通認識として、「薬食生命科学」 という学際融合領域の学問の体系化を試みてきました。この学際融合領域は、文部科学省21世紀COEプログラム「先導的健康長寿学術推進拠点」(2002年度採択)およびグローバルCOEプログラム「健康長寿科学教育研究の戦略的新展開」(2007年度採択)によって基盤が整備され、「健康長寿科学」の推進に重要な役割を果たしてきました。
そこで本学府では、さらに食薬融合の教育研究を進めるため、2012年に博士後期課程に新たに、「薬食生命科学専攻」を設置しました。このような教育組織の改組により、健康長寿科学に関する特論や演習など、より学際的な大学院教育プログラムを行うことが可能になりました。
これまでと同様に薬学領域あるいは食品栄養科学領域・環境科学領域での研究を目的とした大学院志願者に加え、この学際融合領域を学ぶ動機と意欲を持った自然科学系の大学院修了生や、社会人大学院学生、大学院留学生にも広く門戸を開いています。
これまでこれらの専攻は、大学院薬学研究科および生活健康科学研究科において、各々の領域における研究を発展させるとともに、お互いに協力しながら世界に先駆けて、「薬食同源」「食薬融合」を共通認識として、「薬食生命科学」 という学際融合領域の学問の体系化を試みてきました。この学際融合領域は、文部科学省21世紀COEプログラム「先導的健康長寿学術推進拠点」(2002年度採択)およびグローバルCOEプログラム「健康長寿科学教育研究の戦略的新展開」(2007年度採択)によって基盤が整備され、「健康長寿科学」の推進に重要な役割を果たしてきました。
そこで本学府では、さらに食薬融合の教育研究を進めるため、2012年に博士後期課程に新たに、「薬食生命科学専攻」を設置しました。このような教育組織の改組により、健康長寿科学に関する特論や演習など、より学際的な大学院教育プログラムを行うことが可能になりました。
これまでと同様に薬学領域あるいは食品栄養科学領域・環境科学領域での研究を目的とした大学院志願者に加え、この学際融合領域を学ぶ動機と意欲を持った自然科学系の大学院修了生や、社会人大学院学生、大学院留学生にも広く門戸を開いています。
組織図
薬学専攻
博士課程
薬学専攻博士課程(4年制)では、「医療薬学・臨床薬学関連分野の第一線で活躍できる高い専門性を有する人材の育成を目指す」という理念のもと、医療の現場における臨床的な課題を対象とする研究領域を中心とした高度な専門性や優れた研究能力を有する薬剤師等の養成に重点をおいた臨床薬学・医療薬学に関する教育研究を行うことを主に目指しています。専攻内に医療薬学コースと臨床薬学コースを設置し、学生自身の進路希望に基づきコースを選択できるという特徴あるカリキュラムを構築しました。
医療薬学コースでは、主に医療薬学および臨床薬学分野における研究者、教育者の養成を目指し、臨床現場の課題の解決のための研究能力の醸成に重きをおいた教育プログラムを設定しています。
臨床薬学コースでは、指導的な立場に立つ薬剤師の養成、治験・臨床開発従事者の養成、がん等の専門薬剤師や治験コーディネータを目指す薬剤師の資格取得支援などを目指しております。臨床薬学コースを選択する場合は薬剤師の資格を必要とします。
さらに詳しい専攻紹介をみる(薬学研究院運営サイトへリンク)
医療薬学コースでは、主に医療薬学および臨床薬学分野における研究者、教育者の養成を目指し、臨床現場の課題の解決のための研究能力の醸成に重きをおいた教育プログラムを設定しています。
臨床薬学コースでは、指導的な立場に立つ薬剤師の養成、治験・臨床開発従事者の養成、がん等の専門薬剤師や治験コーディネータを目指す薬剤師の資格取得支援などを目指しております。臨床薬学コースを選択する場合は薬剤師の資格を必要とします。
さらに詳しい専攻紹介をみる(薬学研究院運営サイトへリンク)
薬科学専攻
博士前期・後期課程
創薬を行う製薬企業の研究現場では、高い知識と研究の技能を身に付けた先端的な科学者を必要としています。また、薬に関連した科学からは、創薬のみならず育薬や薬事行政にかかわる専門知識を持った科学者の輩出が求められています。たとえば医薬品の審査を担う人材は、専門的な科学的な知識と、できれば自分自身で研究を行う経験が必要と考えます。薬に関する科学について、先端的な専門分野を追求することに加え、実際に薬がどのように使われているのかを身近な情報として知る環境も重要です。6年制の薬学部生や薬学専攻博士課程の大学院学生とともに研究を行います。作り手の側に偏らず、薬の使い手および患者の立場に配慮した、薬に関連した科学者を養成することを目指します。
さらに詳しい専攻紹介をみる(薬学研究院運営サイトへリンク)
さらに詳しい専攻紹介をみる(薬学研究院運営サイトへリンク)
薬食生命科学専攻
博士後期課程
本専攻では、各種疾病の成因の解明、薬物治療の適正化、医薬品の創製を目指す薬学領域の研究、あるいは食品の高次機能と食品成分の体内動態の解明により疾病予防や食品の安全性評価を目指す食品栄養科学領域の研究を行うとともに、「薬食同源」 「食薬融合」という共通認識の基に世界最高水準の学問領域として 「薬食生命科学」の研究を行います。すなわち本専攻への入学者・進学者は、これまで通りの薬学領域の研究、食品栄養科学領域の研究をテーマとして選ぶこともできますし、薬学、栄養学、食品科学の知識体系について統合的に学び、食薬融合分野の研究をテーマとすることが可能となります。本専攻では、製薬企業や食品関連企業等で、医薬品や食品の研究・開発等に従事する研究者・技術者を育成するとともに、高い専門性を活かした行政従事者、高度専門職業人の指導者、薬学、栄養学、食品科学関係の教育・研究に携わる研究・教育者を養成し、社会で活躍できる人材を輩出します。
さらに詳しい専攻(薬学分野)紹介をみる(薬学研究院運営サイトへリンク)
さらに詳しい専攻(食品栄養科学分野)紹介をみる(食品栄養環境科学研究院運営サイトへリンク)
さらに詳しい専攻(薬学分野)紹介をみる(薬学研究院運営サイトへリンク)
さらに詳しい専攻(食品栄養科学分野)紹介をみる(食品栄養環境科学研究院運営サイトへリンク)
食品栄養科学専攻
博士前期・後期課程
今世紀に入り、20世紀の人類の繁栄に起因する飽食文化と超高齢社会の深刻度は増大し、改めて 「食」 の在り方が問われています。一方、世界的には食糧配分が不均一であり、食糧供給は世界人口の増大に追いついていません。このような社会情勢を鑑み、本専攻は、分子レベルでの研究を通じ、食を介してヒトの健康に資することを目的とし、それぞれの分野で活躍する高度専門職業人および研究者を育成します。
さらに詳しい専攻紹介をみる(食品栄養環境科学研究院運営サイトへリンク)
さらに詳しい専攻紹介をみる(食品栄養環境科学研究院運営サイトへリンク)
環境科学専攻
博士前期・後期課程
本専攻は、「地域・地球の環境を解析する」、「快適な環境を創る」、「生体の環境応答を究め生命を守る」ことを基本にした教育と研究を行っています。環境、食、健康に関わる問題解決に必要な専門技術や知識を習得し、幅広い視野で総合的に考える能力を養い、「より安全で快適な環境を目指し持続可能な社会の構築に資する人材」として、社会で国際的に活躍できる高度専門職業人・行政従事者・研究者を育成します。
さらに詳しい専攻紹介をみる(食品栄養環境科学研究院運営サイトへリンク)
さらに詳しい専攻紹介をみる(食品栄養環境科学研究院運営サイトへリンク)