20世紀を通じて「非欧米」は、「欧米人のお花畑な理想」の「実験台」にされ、それで現実に酷い目にあうのは非欧米人だった・・・という「代理戦争」をやらされ続けてきた側面があるわけですよね。「その点」をちゃんと是正する強い「団結」を維持しなければ、非欧米が「欧米的理想」を受け入れることは、単に分断化されて植民地支配を受け入れさせられる都合の良いプロパンガンダを飲まされる事に等しいとも言える。要するに、「欧米内では非現実的だと相手にされずにフラフラ遊離してしまった地に足ついてない理想論のゴミ捨て場」として非欧米が扱われてきた歴史に終止符を打たねばならない
インテリのエゴにすぎない非現実論でなく、非欧米も含めた80億人民のリアリティに根ざした新しい理想の実現の仕方が必要なのだ
最左翼の「非現実的な論調」自体にちゃんと免疫力が社会全体として発揮できるようになってこそ、その先で「非自民中道派政権」を打ち立てる下地が出来上がるってことですね。
右翼とか左翼とかあんまり関係なくて、「物を知らない人が、理想主義に走るとろくなことにならない」のですよね。
これブーメランを自分の頭に毎日のように刺しながらも、忘れてはいけないことだとは思ってます。
例えば何の能力もない人間が「スティーブ・ジョブズ」の名言を引用して、自分の薄くて浅い考えに箔をつけてみようとしたり
小学校の時リトルリーグに通ってただけで、それ以降はただテレビで野球見てるだけの34歳肥満子供部屋おじさんが「イチロー」とか「野村監督」とかの声をもとになんか偉そうなこと言ってるのを想像してください。
普通の人は「バカじゃねえのこいつ・・・」「お前の不快な自分語りは要らないからイチローの言葉だけおいて消えろ」ってなるじゃないですか。
ところが、なぜか左翼とか右翼の人たちってコレと同じレベルのことをやってるのに、自分は正義だと思ってそういう自分のダサくて愚かな姿を省みることがない、というケースがすごく多いですよね。特にはてブとかはてブとかはてブにはそういう人多い。
ただ、そういうのをバカだなあって思うだけじゃ不十分で、自分でちゃんと「ではどうあるべきか」を述べられないならただの冷笑的で嫌な人間で終わっちゃうなというのはわかる。
「ただただフランス革命を礼賛して日本をディスる」ような盲目的な政治勢力に打ち勝つには、「自分たちがやろうとしていること」を「フランス革命的な理想主義」の形で表現して対抗していくことが必要なのかも
私の中ではすでに「ネットでごちゃごちゃ言ってるリベラルとかフェミはだいたいアホ」なのは自明なことになってるので、いちいちそれを騒ぎ立ててビジネスをやってる「ビジネス反リベ」「ビジネス反フェミ」のほうがむしろ嫌いになってます。
そういうところからは自分の身を引いて、それよりちゃんと歴史とか学び直して、自分の言葉でどうあるべきかを述べられるようにはしたいですね。
といっても、僕はもう今さら本をガッツリ読んで考えるとか出来ない人なので、せいぜい歴史漫画とか読みながらゆるーく考えておきます。