今回のテーマは、ズバリ、米国株です。今、日本では、米国株に注目が集まっています。なんとなく、米国株には、とっつきづらいイメージを抱いている人もいるかもしれません。しかし、実際には、初心者でも気兼ねなく取引することができます。
アメリカには、膨大な数の上場企業があります。当然、米国市場で投資先に選べる選択肢も、大量です。6000を超える企業の中から、どのように選べばいいのでしょうか。実際に、この全ての銘柄を日本の証券会社を通して購入できるわけではありませんが、それでも、このうち半分以上は、多くの場合、購入可能です。
米国株の特徴として、長期的に安定した成長を遂げていることが挙げられます。アメリカという経済大国の成長に後押しされ(正確には、その成長を支えているとも言えますが)多くの会社の株式が、今後も成長していくことが予想されます。
また、米国株では一般的に配当も重要視されており、年に4回も配当がもらえます。この性質から、長期的に保有することとの相性が非常によくなっています。定期的に配当を手にしながらも、長期的に保有することで利益を目指す、という戦略もいいかもしれません。
また、非常に際立った点として、米国株は1株から購入することができます。日本の株式市場では、普通、100株からの購入ですので、これは大きな違いです。
これが意味するのは、少額からの投資が可能だという事実です。もちろん、世界的に有名な大企業であっても例外ではなく、アップルやアマゾンなどの株であっても、1株からの購入が可能です。このような柔軟性が理由で米国株を選ぶ人が増えています。
また、身近な企業を選べるというのも重要です。せっかく投資をするのなら、ある程度の前提知識がある方が有利に働くことがあります。