KOF2002UMの「日本VS台湾」対戦を見て、同じゲームやっててもここまで違った方向に進化しうるのかと感動した - 頭の上にミカンをのせる

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KOF2002UMの「日本VS台湾」対戦を見て、同じゲームやっててもここまで違った方向に進化しうるのかと感動した

今までこのブログで格ゲーの話したこと無いし読者の方で格ゲーに興味ある人なんているのかどうかわかりませんけど。



先週東京の西日暮里で、日本のトッププレイヤーと台湾のトッププレイヤーが対戦するイベントがあったようです。
その対戦動画がこちら。

KOF2002UMをやっている人からしたら驚きの展開だったと思います。

日本では「K'、カスミ、ネームレス」が圧倒的3強と言われ、次いで
「クーラ、マチュア、シャンフェイ、クリス、ハイデルン(一部雛子)」などが人気でした。
これらのキャラクター特徴は、通常技や一部必殺技によって常に立ち回りが圧倒的に強いということです。

これに対して台湾のプレイヤーは
日本ではそれほど強いと言われていなかったキャラクター(テリー、クラーク、キム、そしてクサナギなど)を
メインキャラとして使いこなし、強キャラで固めた日本人のプレイヤーを圧倒する試合運びを見せていました。

もちろんキャラ対策の差が大きいでしょうから実際にはここまで差がないと思います。
しかし、サプライズとはいえ、ここまでの展開になるとは驚きでした。

台湾のプレイヤーの特徴は、キャラクター性能は立ち回り能力においては劣っているが圧倒的に攻撃力とゲージ効率が高い。
これを利用し、普段の日本人同士の対戦よりはるかに早い試合展開に持込み相手のミスを誘い、
さらに高い攻撃力のプレッシャーによって相手に安定した立ち回りをさせず崩れた所にどんどん正確無比なコンボを決めていく。
対応し切る前になすすべなく瞬殺される日本人プレイヤーも多く見られました。



この動画を見てもなお、
やはりキャラ性能では日本人プレイヤーが使っているキャラのほうが強いと感じますが、
そのキャラ性能の差を、プレイヤーのやりこみの性能で覆して圧倒する様は見ていて惚れ惚れしました。

KOF2002の時も、韓国のプレイヤーによってクーラこそが発掘されて日本でも見直しが進みましたが、
KOF2002UMでも同じように日本と違う進化を遂げていたんですね。
ゲームが発売されてからもう数年以上経っているのに、未だにこんな新鮮な驚きが得られるとは思っておらず大変楽しかったです。


スパ2Xに至ってはもう発売から25年以上経ってますが、それでも新ネタとか出てきますからね。格ゲーってほんとに面白いです。



しかしこういうの見てると、いろんな方向に進化しているはず格ゲーの中でも
圧倒的な強さを誇っているウメハラさんやときどさんはホントすげえ……