「視聴データ」について:テレビ東京

視聴データの取り扱いについて

視聴データQ&A

視聴データとは

Q 「視聴データ」とは何ですか?

視聴状況を記録しているデータです。
収集の対象となるのはインターネットに接続されているテレビ受信機のみで、対象地域はテレビ東京は関東地区のみ、BSテレビ東京は日本全国です。
視聴データは、特定の個人を識別できる情報を含んでおらず、個人情報には該当しません。また、分析などの利活用の過程で個人を特定することもありません。

Q 具体的にはどういったデータですか?

テレビ東京もしくはBSテレビ東京を視聴しているときの、主に以下の情報です。
・ テレビ受信機を識別するための情報
・ IPアドレス
・ 視聴中のチャンネル情報
・ テレビ受信機に設定された郵便番号
・ 視聴中の番組の時刻情報
・ データ放送の利用情報(テレビ東京の情報のみ)

Q 「テレビ受信機を識別するための情報」とは何ですか?

同一のテレビ受信機を識別するために、テレビ東京もしくはBSテレビ東京が独自に発行するIDです。
受信機固有のシリアルナンバーやBーCAS番号などは利用せず、自動で発番しています。発番にあたって個人を特定することはありません。

視聴データの仕組み

Q 視聴データはどうやって集めているのですか?

データ放送の仕組みを使って、視聴データをインターネット経由でテレビ東京もしくはBSテレビ東京それぞれのサーバーに送ります。
  • 1. テレビ起動・放送受信

    TXテレビ東京の番組にチャンネルを合わせると…

    BSテレビ東京の番組にチャンネルを合わせると…
  • 2. データ放送起動(透明)

    画面には表示されないデータ放送画面(いわゆる「透明スクリーン」)が起動します
  • 3. 視聴データ送信

    インターネットに接続されたテレビでは透明スクリーンの起動中、一定間隔ごとに視聴データが送信されます

お使いのテレビが収集の対象か確認する方法、収集を停止する方法

Q. どうすれば視聴データが収集されているかどうかを確認できますか?

視聴データの収集はインターネットに接続されているテレビのみが対象になります。テレビがインターネットに接続されていない場合は収集の対象になりません。
視聴データが収集されているかどうかを確認するには、テレビ東京もしくはBSテレビ東京を視聴中にお持ちのテレビリモコンのdボタンを押し、データ放送画面で「視聴データ」ボタンの表示を確認して下さい。
「視聴データ」ボタンに「収集中」の表示がある場合は収集されています。
「視聴データ」ボタンに「収集なし」の表示がある場合は収集されていません。

<テレビ東京の画面>

<BSテレビ東京の画面>

Q. どうすれば、視聴データの収集を止めることができますか?

テレビ東京もしくはBSテレビ東京を視聴中にお持ちのテレビリモコンのdボタンを押し、データ放送画面から「視聴データ」を選んで決定ボタンを押して下さい。視聴データの収集に関する<現在の設定>が表示されるので、「協力しない」ボタンを選んで決定ボタンを押すと、視聴データの収集を停止することが出来ます。

収集の停止はチャンネル単位となります。テレビ東京、BSテレビ東京ともに収集を停止したい場合はお手数ですが各チャンネルごとに収集を停止してください。

収集を停止しても番組の視聴に影響はありません。
また、同じ画面から「協力する」を設定することで、再び視聴データの収集を再開できます。

地上波在京民放5局(テレビ東京、日本テレビ、テレビ朝日、TBS、フジテレビ)の視聴データの収集の停止・再開は、「5局まとめて設定」です。いずれか1局で設定を変更すると、5局分の設定に反映されます。他局を視聴している状態で「協力する」/「協力しない」の設定を変更した場合にも、テレビ東京の視聴データの収集状況に反映されます。

<テレビ東京の画面>

<BSテレビ東京の画面>

収集したデータの取り扱いと利用方法

Q  収集した視聴データは何に使うのですか?

収集した視聴データは、以下の目的で利用します。
・より良いコンテンツの企画・制作・提供のための視聴状況の調査・分析
・自社の営業活動用のマーケティングデータとしての利用
・番組や自社イベント・商品・サービスなどの宣伝
・視聴データを活用した新サービスの検討
・データ放送の利用状況の調査・分析(テレビ東京の情報のみ)
・株式会社TVerへの第三者提供(テレビ東京の情報のみ、同意が確認できる場合に限る)
・その他、システム改善、放送サービスの向上 など

Q  収集した視聴データはどのように取り扱われるのですか?

適切な安全管理措置をとって、日本国内のサーバーに保存されます。
収集した視聴データは、利用目的に沿って、テレビ東京もしくはBSテレビ東京や調査会社などが持つ個人情報を含まないデータと組み合わせて分析することがあります。

視聴データの保存期間は、原則として収集から最大60か月とし、保存期間経過後速やかに消去いたします。

Q  収集した視聴データの調査・分析は具体的にどのように行うのですか?

視聴データに含まれるIPアドレスや、IPアドレスと紐づくと推定されるcookie、広告IDなどを使って、テレビ東京もしくはBSテレビ東京や調査会社などが持つ個人情報を含まないデータと組み合わせて分析することがあります。視聴者の属性(性別、年代など)を推定したり、テレビとインターネット両メディアを横断しての総合的な視聴状況などを調査します。調査・分析の過程で個人が特定されることはありません。

プライバシー保護について

Q  データを収集するのに、事前の同意は取らないのですか?

個人情報ではない視聴データを収集することについては、個人情報保護法や総務省が定める放送分野の個人情報保護についてのガイドラインなどで、事前の同意を取ることは義務づけられておりません。ただし、視聴データを収集されたくない視聴者の方に配慮し、視聴者の方が視聴データの収集を停止することができるようにしております。
停止方法については、こちらをご参照ください。

Q  視聴者のプライバシーは具体的にはどのような方法で保護していますか?

テレビ視聴データにかかわる視聴者のプライバシー保護のために設置された「視聴関連情報の取扱いに関する協議会」(※1)で議論された内容(※2)を遵守するとともに、収集する視聴データが個人情報と紐づくなどして個人を特定できる状態にならないよう、安全管理を徹底しております。

個人情報ではない視聴データの収集については、個人情報保護法や総務省のガイドライン、認定個人情報保護団体指針などで、同意を取ることは義務づけられておりませんが、視聴データを収集されたくない視聴者の方に配慮し、視聴データの収集・集約を停止することができるようにしております。(停止方法はこちら)

※1 放送分野の認定個人情報保護団体「一般財団法人放送セキュリティセンター」が事務局となり、テレビ視聴データなどについて、放送局や関係事業者、団体などが意見交換するために設置した会合です。
※2 詳しくは放送セキュリティセンターのホームページに掲載されている「オプトアウト方式で取得する非特定視聴履歴の取扱いに関するプラクティス」をご参照下さい。

Q  IPアドレスは個人情報なのでは?

IPアドレス単独では、個人情報保護法上の「個人情報」には当たりません。IPアドレスを含む視聴データは、他の情報と紐づくなどして個人を特定することができる状態にならないよう取り扱っております。